石鍋てるみです。
今日は、『いのちの根っこ』さん主催の
中学生への『いのちの誕生授業』の
お手伝いに行ってきました。
昨年から、赤ちゃんとの触れ合いも
再開されたことで
赤ちゃんゲストをお招きして開催されています。
そこで、
『一時保育専門託児ルームコミナスキッズ』に
LINE登録されている方に
ご協力の呼びかけをしたところ
今年も参加してくれる赤ちゃんが
集まってくれました。
身近に赤ちゃんがいない中学生も多く
赤ちゃんを抱っこするのも
怖いって言って
なかなか抱っこできない子もいました。
泣かれてしまって困ってしまう場面や
抱っこを拒否されてしまう場面もありました。
15年間のうちに
自分が赤ちゃんだったことも忘れ
赤ちゃんと接する機会も少なくなっている今
この中学生たちが、近い将来は
育児をする立場になるわけですから
本当に、育児は不安だし、大変に感じるんだろうなと
心配になります。
短い時間でしたが
みんな、楽しそうに赤ちゃんと接してくれました。
可愛い〜って、抱っこしたら
離れられなくなった子もいました。
今日、少しの時間であっても
赤ちゃんに関わった経験は
近い将来、少しでも役立てばいいなと思います。
育児は人を育てること。
その知識や方法は、
テキストで学んでも身につきません。
もっと日常の中で経験し
自然な形で学べることが
必要だと感じています。
逆に介護も同様です。
地域にいる自分と年齢が離れた人と
関わることができる場所が
今は圧倒的に少なくなっています。
子どもの時に
子守りを経験する人
お年寄りの面倒を見たことがある人は
相当少なくなっている時代です。
助けが必要であれば
それらを仕事にしている人に
頼るしかないと思い込んでいるからです。
もう、中学生だって
赤ちゃんのお世話はできます。
お年寄りのお食事介助だって
できるはずです。
今日の中学生も
赤ちゃんにミルクをあげたいって
積極的に関わろうとする子もいました。
そういう気持ちをもっと自然に育む場面が
身近にあればいいと思います。
当たり前に、近所の子どものお世話をするとか
おばあちゃんの買い物に付き添うなど
もっと、子どもであってもできることを
任せることも必要だと思っています。
児童労働だ、虐待だなんて
言われかねない世の中ですが
身近な人の役に立つことができること、
頼りにされることで
本来の無償の愛を与える喜びを
実感できると思います。
赤ちゃんを、みんなで可愛がり
面倒をみようという意識が高まることで
実際に行動すれば
子育ての楽しさもわかるし
何よりも、自身が癒やされていくことが
わかると思います。
可愛い笑顔、姿を見れば
自然と何かしてあげたくなるものです。
その心を引き出してくれるのが
赤ちゃんです。
赤ちゃんは、社会に癒しを与えてくれる
大事な存在です。
今日の赤ちゃんゲスト。
本当に、参加してくれてありがとうございました。
ママたちも、エピソードをたくさん話してくれて
ありがとうございました。
未来の親になる子どもたちに
今日の経験が力になりますように。