石鍋てるみです。
今日は、地域の高齢者支援をしている方の
集会に参加しました。
年に4回ほど、地域包括支援センター職員を
中心に開催されています。
私もコミュニティナースという立場で
活動を始めてからご縁があって、
協力員として参加させていただいています。
個人や団体で協力員、協力企業として
行っている活動の報告や
今後に期待したい活動について
共有する場となっています。
これから、高齢化社会が加速する中で
多世代交流、支え合いといったことが
テーマとなっています。
実際に、子供と高齢者が
関わり合える場所作りをしていたり
居場所作りを多くの団体が
行っています。
まずは、そのような場所で
交流を繰り返すことから
各自につながりができて
お互いに自然と支え合うような
関係作りができるといいなという意見がありました。
受け身でいることだけではなく
そこに参加して、自分にも何ができるか
考えられた時に
循環型の関係性が生まれてくると思います。
子ども食堂や、サロン活動も
支援する側、される側という関係では
いつまでも、活動の広がりは期待できません。
参加者それぞれが
利他的に動けるようになることが
長続きする活動になると思います。
何もできないと思われる赤ちゃんだって
ただいるだけで
周りの人に笑顔をくれる存在になり得ます。
多世代交流に抵抗がある人や
そもそも人付き合いが面倒だという人は
これからの社会ではどんどん孤立して
最終的に孤独死という事態になってしまうでしょう。
自分自身をオープンにできる人、
助けて欲しいと伝えられる人
自分の力を役立てて欲しいと思う人
そんな気持ちで、身近な地域の人と関われる人は
これからの日本ででなんとか安心して生活できるでしょう。
自分だけの世界にこもっている人こそ
支援が必要な人が多く、
支えを必要とする人だったりします。
自分でその生き方を
選んでいるならいいのですが
それがなんらかの理由で
できないという人に対しては
支援が必要です。
人との交流が苦手な人
出かけられなかったり
情報を得られない人などに
支援の手が回るような仕組み作りが
あってもいいと思います。
地域の支援者仲間と繋がることで
新しい活動も生まれることがあります。
私が活動している
『ろくまる見守りウォーキング』に
ある保育園の子どもも参加したい
という話も出てきました。
これまでも、私の活動について
興味を持って声をかけてくださり
活動の幅が広がったり助けられたこともありました。
このような定例会に参加することは
そういった意味でも大事だと思いました。
今からこうやって地域の方と
接していくこと自体が
私自身の老後に向けての
準備にもなっています。
老後を楽しく過ごすか
一人孤独で過ごすのかは
自分次第だと思っています。
私は、できれば死ぬまで
社会との繋がりを持って
気心知れた仲間に囲まれて
楽しく過ごしていきたいと思っています。
地域の力を高め、
高齢者が一人になっても
安心して過ごせる地域社会を
ここの仲間と一緒に作れたらいいなと思っています。
それが自分が高齢者になった時に
反映されるわけですから。