石鍋てるみです。
昨日は、風邪薬などが
品切れになっているとお伝えしました。
薬といえば
私と同じくらいの年齢でも
すでに、高血圧や糖尿病などで
内服治療を続けている人がいます。
特に病院勤務の時は
50代からの、生活習慣病に対する治療は
珍しいことではありませんでした。
そして、この内服治療していることが
その人の普通になって
薬を早くやめるという発想を
なくしている人も結構多いものです。
薬を飲んでいるから
治療しているから
大丈夫と思ってしまうのか?
お酒を飲みながら
インシュリン注射している人もいます。
外来などでも医師から
「今回も同じ薬でいいかい?」なんて聞かれて
「同じでお願いします」って答える患者さんを
よくみかけました。
それを決めるのは医者じゃないの?
変な受診の光景です。
義理の母が体調を崩した時に
はじめてかかりつけの病院へ
同行した時の話です。
いくつかの病院で毎月薬をもらっていたため
あまりにも薬の量が多いので
薬をもう少し減らせないかと医師に相談しました。
そうすると、胃薬やら安定剤など
結構簡単に薬を減らすことができました。
いつも欲しいっていうから
あげていたという言葉も聞かれて
確かに、同じ薬をもらうことで
安心していたのかもしれませんが
安易に薬を与えてしまうのは
どうなのかと思います。
薬漬けの高齢者は多いですが
決してその状況が普通ではありません。
本当に飲まなくてはいけないのか
改善しなくてはいけない習慣はないのか
定期的に確認していきましょう。
私もこれから歳を重ねても
薬を飲まずに健康に暮らせるような
身体を維持していきたいです。