コミナスブログ 人生について考える

魂の存在を意識する時

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石鍋てるみです。

昨日は、送り盆で
たまたま、来ていた長女夫婦と
次女、三女も一緒に
玄関先でご先祖様をお見送りしました。

この辺りでも
送り火を焚いているところは
目にしなくなりました。


「これってどういう意味があるの?」って
娘に聞かれても
うまく説明できない自分もいて
だんだんとこういった風習が
消えてしまうことを実感しました。


きゅうりとナスに
足をつけて飾ってある意味も
昔の人の優しさがこもっていて
大事にしたい想いだなと
こんな時には感じます。


本当に、亡くなったご先祖様が
帰ってくるの?お供物を喜んでくれてるの?
そんなことは証明できるはずはありません。

でも、昔からずっと
伝承されてきていること。

時期や方法などには地域差はあるものの
一時の流行行事ではなくて
ずーっと守られてきた行事です。

意味がないわけはない。

それに亡くなった人の魂が
あの世にあるという考え方は
今、現世にいる私たちの
どこか支えになっていると思います。

最近特に祖母が仏壇の前で
手を合わせ、何やら唱えている姿を
目にする機会が増えました。

どんな思いがそうさせているのかは
本人でないと
はっきりしたところはわかりませんが
自分の死というものを
身近に感じ始めたり、
見えない力を頼りにしたい気持ちが
そのような行動を増やしていると思います。


お墓参りに行かないという
若者が増えているとか
そもそも墓を持たないという
人も増えてきているという話も
聞かれます。

物質的になくなるものは
これから先には増えてくるかもしれませんが
目に見えない存在を信じる想いは
無くせないのが
日本人のような気がします。

自分は、先祖に見守られている
古来からの命に支えられていると
信じていられることは
今を大事に生きていくという
意思を持つことにも大きく関わっていると思います。

看取りの場面で、
特にこの考え方があるかどうかで
自分の死を穏やかに受け入れられるか
どうかにも影響していたことを
感じてきました。


幼い頃から魂という存在があることを
自然と受け入れている私には
それがないという考え方をする方が
難しいのですが
この感覚はずっと大事に
持っていたいと思っています。

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