石鍋てるみです。
一時保育を初めて利用する子どもは
慣れてくれるまでに
時間がかかる子もいれば
すぐに自宅のように
自由に動き始める子います。
はじめに泣いてしまう子でも
しばらくして、中の様子がわかると
泣き止んで探索を始めます。
そのうち、いろんなものを
断りなく弄り出したり
他のお友達に乱暴し始める子もいます。
私がどんな人間かもわかりませんから
様子を伺う感じで
試し行動をする子もいます。
のびのびと自由に
生活してほしいと思っているので
できる限り子どもに任せて
見守るスタンスではいるのですが
子どもによっては
制限する必要が出てきます。
危険があることや
何か壊してしまうような乱暴な行動は
厳しく制限を伝えるようにしています。
どんなに子どもとの関係が
しっかりできていない初日であっても
そこは、曖昧にしないように
伝えています。
まだ、預かり初日だからという気持ちで
許してしまいがちなのですが
絶対にやって欲しくないことについては
制限をさせてもらっています。
何度も伝えないと理解できない子もいて、
苦労する点もありますが
繰り返し一貫して伝えることで
自分から自制できるようになります。
この、自分で行動を
コントロールできた瞬間を
できるだけ見逃さないように注意しています。
ついイタズラしたくてやろうと思ったけど、
それがいけないって注意されたことを
自分で思い出し我慢できた時、
その行動がここでの望ましい行動だったということを
すぐに笑顔と共に子どもに応えるようにしています。
大袈裟に褒めることはしませんが
グッドサインをしたり
目が合えば、頷きで示したりして
子どもが少し得意顔になる程度の
反応を返すようにしています。
どんな方法が正しいのかは
わかりませんが
ここに慣れていても
慣れていなくても
やっていいことと、悪いことは
しっかりと伝えるように
心がけたいと思っています。