石鍋てるみです。
さっきまで、いいお天気だったのに
急に大雨が降り出しています。
台風7号は和歌山県の潮岬の
南東の海上を北西へ進んでいて、
15日には東海から近畿にかなり
接近して上陸するおそれがあるとのこと。
関東でもその影響は出始めています。
スピードがゆっくりのために
雨なども長引きそうだということで
注意が必要です。
それにしても
この雨をあのハワイのマウイ島の
大火事にかけたくなってしまいます。
うまくいかないものです。
ハワイでは多くの犠牲者も出ていて
海に逃げ込んだ人も亡くなってしまった人が
発見されています。
丸こげになった車や
木々を見ると
本当に悲惨な状況です。
こんな状況でも
全てのものを失ってしまった人が
神様のおかげで命だけは
助けられたと話しているのを見て
自分はそんなふうに思えるだろうかと
考えてしまいました。
こんな短時間で
嘆き悲しんでいる人と
命が助かるだけでもありがたいと
感じられる人の違いは
どこから生まれるのでしょうか。
被害の多少だけではないと思います。
物への執着心や後悔。
誰かのせいにしてしまう思考癖。
ポジティブな思考癖。
その人の、物事の捉え方次第で
過酷な状況の時ほど
素直に感情が表面化すると思います。
どちらにしても
辛い気持ち、喪失感を感じずには
いられない状況だと思います。
その感情をないものとして
押し殺してしまうのは
精神衛生上良くないものと
いわれています。
自分がどんなふうに感じているのか
しっかり感情そのままを
じっくり味わうことが
その後の心の立て直しには重要です。
悲しんでいる自分。
悔しく思っている自分。
怒っている自分。
そんなことを感じてしまう
自分のことを良くないと
嫌ってしまうことなく、
その感情をそのまま
そう感じている自分として
味わうことが大事です。
私は、この感情を感じることが苦手です。
すぐに、考えないようにしようとする
癖があるのを自覚しています。
そうすると、これが結構厄介なことを
引き起こしています。
なんとなく、似たような感情が起こると
モヤモヤした嫌な気持ちが再燃してくるのです。
あの時もこうだったなとか
どこかスッキリしない
モヤモヤがずっと深いところに
居続けているのです。
どうしてそう感じたのか
深いところでその感情を抱いた
原因というべき部分を
癒やさないままほっといて
なかったことにしてしまうので
同じようなことが
繰り返されてしまいます。
この歳になってからやっと
心が傷ついた時
そこをじっくりと逃げないで
認めてあげるように心がけるように
なりました。
その間は、苦しくて
泣いてしまうこともあります。
でも、それを超えていくと
スッキリするとわかってからは
傷つくことから逃げることが
少なくなりました。
スッキリするまでに必要な時間は
人によって違います。
でも、人間には必ず
心を立て直す力が備わっています。
そういう時が必ず来ると知っているだけでも
慌てないで、ネガティブな感情に
付き合うことができるようになると思います。
今回の災害も辛い状況ですが
冥福と速やかな復興をお祈りしています。