コミュニティーナースの石鍋てるみです。
午後は、包括支援センター主催の
地域の見守り協力員や民生員などが集まる
『絆のあんしんネットワーク連絡会』に参加しました。
住み慣れた地域で誰もが
孤立化しない地域づくりを目的として
地域で見守り活動を行う上で必要な情報交換、
共有を行います。
今日のテーマは『地域のゴミ問題』についてでした。
私が住んでいる地域では
来年4月からプラスチックの資源回収が始まります。
東京では遅れてスタートのようですが
今までは燃やすゴミとして出していたプラスチックを
資源としてリサイクルすることになります。
それに伴い、ゴミの分別の見直しや
回収日の変更などが行われるので
今、その周知のために広報活動がされています。
どんなプラスチックが
資源となることができるのかが
わかりにくいという意見や
汚れの度合いをどう判断していいのかわからないといった
意見があるようです。
また、高齢者のゴミ出し問題は
どこの地域でもあって、
高齢者ばかりの集合住宅では
ゴミ出しに行けない人や
曜日が理解できずに適当に出してしまう人もいて
回収されなかったゴミの始末を
管理する人もいないなどの
課題があるところもありました。
小さなサポートの仕組みが
一応あるものの、利用に一手間かかる
要介護２からなど条件もあって
なかなか周知されていない現状があります。
また、外国の方が増えたことで
ゴミ当番の問題やゴミの出し方が
徹底しないと言った課題も上がっています。
戸建て住宅では
どこのお家が出したゴミなのかわかるので、
酷い出し方はないのですが
集積所ではメチャクチャで
誰のゴミかわからないため注意もできないのが
現状のようです。
地域で清掃活動をする一方で
常にゴミのポイ捨てが多いことも
課題として上がりました。
高齢化社会ですから
ゴミを決められた日に出すということさえも
難しい人が増えてきます。
ゴミ屋敷になってしまう場所も
出てきているようです。
近所で助け合えるのが
一番いいとは思うのですが
困っている人がどこにいるのかも
わかりません。
そして、気持ちよく手助けできる人が
どこにいるのかもわかりません。
こういったことがマッチングできるシステムが
利用者が使いやすいレベルで
提供できるといいなと思います。
ゴミ問題は今後大きな課題の一つです。
ゴミを減らすこと、
資源を大切にすることなど
情報としては耳にしています。
でも、分別しない、できない。
面倒だと思ってしまい、
自分だけならと言った考えも
出てきてしまいます。
まずはなぜゴミを分別する必要性があるのかを
しっかり理解することが
大事だと思いました。
我が家も、分別に合わせてゴミ箱を見直して
今から家族に確認しておこうと思います。
