コミナスブログ 子どもの発育と発達

子どもをほっといてみましょう

投稿日:


シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。

子どもは小さくて、
大人が手助けしないと
自分では全く何もできない
未熟な存在に見えてしまいます。

それでも好奇心旺盛ですから、
危険を顧みず、無謀な行動を
とってしまうかもという
心配な気持ちを大人に感じさせます。


でも、よく見ていると、
自分の能力とな兼ね合いを
それなりに察知して
行動しているものです。

これ以上は、危険だなとか
無理だなという感覚は
安全、安心を求め、
自分の命を守るために
身についています。



発達障害などで、感覚に過敏性があったり
鈍麻があったりする場合、
一般的な行動とは違うパターンに
なる場合があります。

高いところに登っても平気だったり、
くるくるまわったり、
飛び跳ねたり、
一見、理解しにくい行動も見られます。

けれども、その子にとっては
五感を刺激する大事な行動だったりします。

どんな子どもに対しても、
不必要に行動を制限することは
良い影響を与えないと思っています。

危険を予測して、
守ってあげる事、
辛い目に合わないように
注意してあげる事も度が過ぎると、
親の【心配だ、傷つけたくない】という思いと
別なメッセージが子どもに伝わってしまいます。

【あなたは、親がいないと何もできない子なのよ】

そう、刷り込んでいることになるのです。

愛情があるから、子どもを心配してしまう。
でも、それが子どもの自信を奪うことになって
しまうのです。

いつも、子どもを心配している親は、
子どもを信じられません。

子どもも、生きる力を充分持っています。

とにかく、子どもを信じましょう。


私は、共働きの家庭で育ちました。
友だちの多くは、学校から帰ると
お母さんがいる家庭ばかりといった
時代でしたから、
寂しい思いをしているんじゃないかと
心配してくれた人もいました。

でも、私にとっては、
親や先生の目がない自由な時間で
楽しく過ごしていた印象が強いです。

好きな事に集中できるし、
文句も言われません。

ただ、火を使ってはいけない
出かける時は、行き先をメモするという
約束を守っていれば、
何をしても自由でした。

そして、母は仕事から帰ると
すぐに、夕飯つくりをはじめ、
いちいち、何をしていたかなんて
聞くことはありません。

たまに言われる、『信じてるからね』と
いう言葉が、自分の行動を制御していました。

お母さんに信じられている、
任されていることが、
行動に責任を持つという学びに
繋がりました。

今の子どもは、安全管理ということで
いつも、大人に監視されているような
生活が多いと感じています。

心配するのではなくて、
信じて、ほっといてみることも
大事だと思います。


見守りながらも、見てみぬふりをする。
子どもを信じて任せてみる。

それでも、子どもが助けを求めた時や
お願いごとは、充分に応えてあげる。

そんな風にできると、
子どもは自分に自信を育てていけると思います。

大人のことも、信じてくれるようになります。

監視人には、心を開けませんよね。

子どもをほっとく時間を作ることは
大事だと思います。




石鍋てるみオフィシャルサイトでは、LINE公式アカウントを開設しております。

子育てに関する情報や、イベント開催情報をあなたにいち早くお知らせします。

もしも、あなたが・・

  • 育児が辛く感じる。
  • 言うことをきいてくれなくて、育児に自信が持てない。
  • うちの子は、普通じゃないかもと心配になる。
  • うちの子は、ほかの子よりもダメなんじゃないかと焦ってしまう。
  • すぐに、暴力をふるってしまい悩んでいる。
  • 落ち着きがなく、じっとしていられない。
  • 子育てについて、他人の意見や評価が気になる。

こんな心配をされているのなら、一人で抱え込まないで、気楽に下の『友だち追加』をクリックしてください。

友だち追加

Facebook:@ishinabeterumi

-コミナスブログ, 子どもの発育と発達

Copyright© 石鍋てるみ オフィシャルサイト , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.