石鍋てるみです。
昨日は雨の中でしたが、
『みんなの庭』の活動は予定通り
開催されました。
実際の花壇のお手入れはできませんでしたが
花や雑草の様子、
3月に行うべきお手入れ方法の
説明を先生からしていただきました。
ヤブランがの新しい葉が
古い葉の内側に生えていて
世代交代する時期になっていて
この古い葉を切り落とすことや
雑草との見分け方など教えてもらいました。
花壇の奥の方に植えたはずのオルレアが
こぼれだねで広がって
花壇の手前の方に生えていたり、
枯れ木のように見えた枝から
緑の可愛い新芽が芽吹いている様子も見られて
これからの花壇の変化が楽しみです。
一昨年植え込んでいた
チューリップの球根からも葉が伸びていたり
宿根層が次々と芽を出してきていて、
ローメンテナンスに対応した
仕組みを作ったこの花壇は
自然の生きる力を感じさせてくれる
素敵な花壇になりました。
何もなかったところから
毎年この場所に適した植物が生き残り
適した時期に、必要な手を少し加えるだけで
どの植物ものびのび育っています。
ここまでには、いくつか環境が適さずに
うまく育たなかった植物もありますが
気に入ってるからとか
綺麗だからという理由で無理やり育てようとはしません。
先生は、ここでは無理だったわねと言って
その経験を活かして、別の植物を選択して
持ってきてくれます。
植物にも個性があって、
環境が適さなければ、
自然にすくすく育つことはできません。
どうにか、環境を作り出せば
育つものもあるかもしれないけれど
そこには、常に労力をかけないといけません。
お互いがストレスなく、
良い結果を維持するには
その植物が育ちやすい場所を
見極めて植えてあげることがベストです。
最低限の手入れでも
とても綺麗な花壇を維持できるのは
こういた工夫があるからできること。
育児も同じだと思います。
子どもが一番のびのびと生きれる場所に
置いてあげれば
いちいち細かく手をかけなくても
子どもなりの成長を遂げていくと思います。
植物に触れる経験をするたびに
いろんな面で学びを得ることができます。
来年度もこの活動を続けて
楽しみたいと思っています。