石鍋てるみです。
今日はひな祭り。
今年はいつも飾っていた
7段飾りの雛人形を飾ることが
難しくなってしまいました。
6畳の和室に飾っていたのですが
託児ルームをこの部屋を使っていて
スペース確保が無理なため
今年は、チェストの上に
お大理様とお雛様だけ飾りました。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2023/03/IMG_3554-300x225.jpg)
小さなお子さんが小物をいじってしまって
誤飲でもさせたら大変だし
触っちゃダメよって
子どもに対しての禁止の文句が
増えてしまうなのがわかっていますから
そうならないようにいつもの習慣を変えました。
でも、季節の行事は残したいし、
本当なら、今ご家庭で見ることが珍しくなった
大きな7段飾りを見せてあげたいとも
思っています。
両方の願いを叶えるのはなかなか難しい。
自宅では、叶えられなくても
どこかでこの雛人形を活かしてもらえないかと
考えました。
とりあえず、近くの保育園で使ってもらえないか
聞いてみることにしました。
使ってくれると嬉しいのですが・・・。
子どもと過ごす空間作りには
時に大人にとって不都合になることも
起こることがあります。
ソファーの近くに
テレビのリモコンを置いておきたいとか
ティッシュを置いておきたいとか
日常よく使うものを大人が使いやすいように
環境を作っておきたいと思います。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2023/03/808116_s-300x225.jpg)
でも、子どもが小さいうちは
なんといっても子どもの安全の確保が
一番大事になります。
そして、子どもがのびのび遊べることが大事。
それは、危険なものを
手の届くところに置かないと
いうことは当然ですが
禁止文句を言ってしまうところは
改善したほうがいいと思います。
触って欲しくない場所、
危ないと感じる場所は
その時、見栄えが悪くなったり
好きなものを好きな場所に
配置できないといったことも起こりますが
その大人の希望やこだわりは捨てて
子ども中心の環境を作りましょう。
そのような環境を整えてしまうと
子どもを見ていない時間があったとしても
大きな事故の可能性は減りますから
子どもへの気配りへの疲労も減って
育児が楽になります。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2023/03/398300_s-300x169.jpg)
子どもに禁止文句も言うことがないので
お互いにのびのびと動けるようになって
おおらかに過ごすことができます。
そして、大人側が、
子どもの成長に合わせた遊びを仕掛けるといった
環境をあえて作り出す余裕も生まれてきます。
引っ張り出していい
ティッシュの代わりになるものを置いてみたり
ちょっと、登れる台を置いてみたり
大人が意識的に環境を用意することで
子どもの成長を意図的に観察する視点を
持つことができます。
子どもがどのくらい動けるようになったのか
どんなことに興味を持ちはじめたのか
言葉の理解がどこまで進んだのかなど
よく観察することで
徐々に、お部屋の中も大人も子供も
使いやすい快適空間に戻していくことができます。
7段飾りを飾れなくなったことは残念ですが、
子どもたちがのびのびできる空間の方が大事。
ひな祭りを楽しむ方法は
大人の工夫次第でどのようにでもできます。
育児中のお部屋の中は
シンプルに整えておくことが
育児を楽にするポイントです。
こだわりは捨てて、
柔軟に環境を変えてほしいと思います。