シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
最近、ダイエットの食事で、
糖質制限や、グルテン制限など
よく目にしますよね。
肥満、高血圧、糖尿病などの
生活習慣病の人の食事でも
似たような指導を受ける事が多いです。
健康な食事について学んでいる人は
砂糖や小麦、牛乳などが
身体にとってよくない食品であることは
常識になっていることだと思います。
こういった食事はなぜ制限するべきなのでしょう。
太るから、病気になるからですよね。
でも、結構食べてるけど、
太らないし、特に身体の調子も悪くない
毎日元気に過ごしているから、
気にしなくても良いのでしょうか?
『うちの子、アレルギーもないし、
何を食べても大丈夫なの』って
安心していませんか?
やはり、そうではありません。
これらを取り込むことは
長い年月をかけて、
徐々に身体が変化させるものだと
知っておく事が大事です。
なぜ、こういった食品が
身体にとってよくないのかの
メカニズムは、ここではご紹介しませんが
すでに、研究結果が出されています。
これらはゆっくりと時間をかけて
目に見えない変化、例えば、
自分の細胞を攻撃してしまう
抗体を作ってしまう、
免疫細胞が働かなくなるといったことを
起こす事がわかっています。
がんなどを病気と考えた時、
そのがんの種は、少しずつ、少しずつ
身体に植えられていって
ある一定の量まできた時に活性化して
暴れ出すと想像してみてください。
いろんな病名はついているけれど、
それは全部身体が反応している症状を
組み合わせてまとめて表現されているもので
元は全部一緒です。
身体のシステム異常です。
身体にとってよくない毒を取り込んで、
その毒を排泄できないで身体に溜め込んでいく
様子を想像してみてください。
その毒がいろんな身体の機能に誤作動を起こします。
それが、症状になって、表にでてくるわけです。
小さい頃から食べ続けた、
グルテン、カゼイン、添加物、農薬が
40歳になった時、胃がんになるかもしれないし、
糖尿病になるかもしれないのです。
人の身体は、食べ物で作られています。
今あなたが子どもに与えている食べ物が
子どもの将来の健康がどうなるのか
決めています。
すでに、太りぎみのこどもは、
見かけは逞しくて可愛いのですが
身体の中のシステムがうまく働いていないかも。
子どもは、敏感ですから身体によくないものには
反応しやすい傾向があります。
ちょっと、落ち着きがないな、
皮膚炎が続いているなど軽い症状でも
身体からのサインですから、
生活の中の何かがおかしいのです。
小麦、特に強力粉を使うパンを止めるだけでも
子どもの症状が変わるといわれています。
おやつに食パン、牛乳だったのを
おにぎりと味噌汁に変えてみる
スナック菓子を、カボチャのスティックに変えてみる
そんな小さな配慮で、変えていけます。
心当たりのあるよくない習慣を見直して、
修正していきましょう。
子どもに一生元気で過ごしてほしいと
思うならば、赤ちゃんのうちから、
可能な限り身体に毒を入れないことと
入ってしまった毒を出せる身体を作るように
体調を整えることが大事です。
完璧でなくても大丈夫です。
子どもにとって良いことは
大人にとっても当然良いことですから
今よりもワンランク健康に気遣った食事に
チャレンジしてみてください。