シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
昨日、図書館の帰り道に
小雨の降る中を
小学生の女の子が脇で
信号待ちをしていました。
見ると、半袖のTシャツ一枚です。
確か朝も肌寒かったはず。
歩いている人のほとんどが
上着を着込んで、中には冬のコートを
羽織っている人もいるくらい寒いのに、
この子は半袖です。
やっぱり、寒いのでしょう。
両腕を抱え込んで
腕をさすっています。
もう自分で上着や傘でも
持っていれば雨や寒さも
和らげられたのにと
思ってしまいました。
あえて、この格好で外出したとしたら
もう少し自分の身体を
大事にしてほしいなとも思います。
今の季節は気温が変化しやすいので
調節が難しいですね。
真夏のように暑い日もあったり
急に寒くなる日もあります。
子どもも、気がついた時には
背中に汗をかいていたり、
手足が冷たくなっていたりして
大人が気をつけていないと
風邪をひかせてしまいがちです。
身体の冷えは万病のもとと
言われています。
温活が流行っているのも
健康意識が高い人が
身体の冷やすことが
よくないということを知っているからです。
年齢には関係なく、
身体が冷えている状態は
よくありません。
これは、健康維持には欠かせない
本質的な考えです。
人の身体の機能が一番正常に活発に働く
温度というものがあります。
その温度より低いと、
身体の機能は低下するので
病気になりやすかったり、
回復ができなくなったりして
結果的に将来大病を患うことにも
なりかねません。
自分の身体の冷えというものに
注意ができるような生活習慣を
少しづつ子どもにも
教えてあげてほしいと思います。
子どもに教える方法として
朝、天気や気温を確認したりする習慣が
おすすめです。
朝、出かける前に、
天気予報を確認するという習慣だけでも
1日の見通しをたてるのに役立ちます。
今は◯度で、暖かいけど、
夕方から、冷えてくるらしいから
上着を持っていこうねとか、
寒くて足が冷たくなっているから
靴下履こうねとか
朝の会話の中にこんなやりとりを
習慣づけることで
自分の身体を暑さ寒さから守る術を
意識できるようになります。
冷たい足に自分で気がついて
靴下を自分で履ける子になります。
身体を冷やさないように
冷たい飲み物は控えることや
血の巡りを良くするように
身体を動かすことなど
衣服調節以外の対策も
少しづつ機会を見て教えていくと
身体を冷えから守る意識は
定着していくと思います。
健康管理に対する知識は
毎日の習慣づけから蓄えられます。
日常生活の中で行う事柄を
どうしてそうするのかまで
話してあげることで
子どもの健康意識は変わります。
自分の身体を大事に扱えるように
なってくるでしょう。
健康情報は研究途中のものも多く
常に変化しています。
少し前までは、卵は一日1個までなんて
指導していたことも
今ではなくなりましたよね。
食べ過ぎが良くないことも
わかってきています。
それでも、本質的に変わらない
大事なことというものは
基本的には大きく変わらないものです。
大人が健康意識を高めることが
子どもの健康意識を高めることに
繋がります。
大人はまず情報に振り回されずに
本質を追求することを意識しながら、
興味を持って学んでいきましょう。