シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
今朝は、久しぶりに太陽が出て
清々しい光を感じることができました。
朝日が昇るのを見られるだけで
今日1日が良い日になる気配を感じます。
光のパワーは
思っているよりも私たちの身体に
影響を与えていることは
知られていると思います。
朝明るくなって、夜暗くなるという
リズムに合わせて生活することが
生き物として一番自然な形です。
人は、本来は昼間活動する生き物です。
けれども、夜中も明るさを手に入れたことで
夜間も活動できるようになっています。
自宅においても、
夜中まで電気をつけていれば
いつまででも暗さを感じないで
過ごすことができます。
これが、人の身体のリズムを
乱れさせる原因の一つ。
人の身体は太陽が沈むと共に、
暗さの中に身を置くことで
睡眠に関わるホルモンが高まり
身体は休息に向けて変化するように
なっています。
副交感神経が優位になることができて
リラックスモードになって
身体は癒され、エネルギーを充電することが
できるわけです。
けれども、現代は意識しないと
煌々と明かりをつけたままにして
夜の時間を過ごしてしまいます。
そうすると、寝る直前まで
日中に高まった交感神経が
優位になっている状態が続いてしまうので
実際眠りについたとしても
なかなか身体が休まる状態にならずに
朝スッキリ起きられないということにつながります。
夜の明かりを意識するだけでも
体調は整えることができます。
少なくても、寝る時間の1時間前には
家の明るさを落としてみましょう。
できれば夜家族が集まって過ごす
リビングの灯りも
白昼色の電球ではなく、
暖色の暖かみのある電球色に
変えてみることをお勧めします。
特に子どもの夜の過ごし方には
大人が注意してあげることが
健康な身体作りには欠かせません。
テレビやタブレット携帯などは
少なくとも寝る1時間前は
シャットアウトして
静かな空間を作ってあげてほしいと思います。
大抵は、親の方がそんな環境で
過ごせないという理由から
断念してしまいがちです。
でも、乳幼児期は身体の整体リズムを
整えることが本当に重要な時期です。
脳の中心部の大事な部分を
作り上げられるのは
乳幼児期しかないといってもいいくらい
一生の基盤を作る大事な時期なんです。
太陽の光に合わせた生活に
近づけて暮らすことを
意識するだけで、子どもの身体は
健康を保つことができます。
発達にも良い影響を与えます。
蛍光灯の明るすぎる場所は
赤ちゃんや子どもには刺激が強すぎます。
お部屋の中は、常に薄暗いくらいが
ちょうどいいのです。
ぜひ、この時期だけでも
取り組んでほしいと思います。
本来は、大人の身体も同じ
ですから、育児で疲れやすいこの時期は
夜の過ごし方を見直してみてください。
体調がいまいちという時は
夜はリラックスして
早く寝るにつきます。
今日は天秤座の満月です。
今夜は月明かりの中で過ごしてみるのも
いいかもしれませんね。