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言うことが聞ける子を育む方法

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。

いざという時、
子どもがいうことを聞いてくれないと
困る時ってありますよね。

病院での待合室や
買い物先などの公共の場所で
大声ではしゃいだり
動き回ったりすると
周囲に迷惑をかけるので
本当に困ります。

親の言うことを聞いて
自分を正そうとする子と
全く聞く耳を持たない子がいます。

その差はもしかしたら
子どものせいではないかもしれません。


何でも親の指示を聞けばいいという
訳ではないと思うのですが、
こういった場面での指示には
素直に聞ける子であってほしいと
親なら思うはずです。

しつけの面でも、まず親に話を
聞いてくれる姿勢を持ってくれないことには
成り立ちません。

親の言うことを
謙虚に素直に聞くことができる子に
育てるためには、
子どもが親の言うことを聞きたいと
思ってもらうことが必要です。


子どもにとって、親の言うことを聞くことで
ポジティブな感情が起こるかどうかが
子どもに聞く姿勢を育むポイントです。

言うことを聞かないと
罰を受けるから、
嫌な気持ちになるからという
経験からだと
親の言うことを聞く気にならなくなるものです。

親の言うことを聞いて
嬉しくなる、貢献した気持ちになる
やる気が起こると言うような
成功体験がますます言うことを聞こうと
思える子になっていきます。

人のアドバイスなどにも
耳を傾けよく聞ける子にもなりますから
自己成長にも効果的です。

そのような子に育てるための
方法をお伝えします。

まず、親が上手に指示を出せるかどうかが
ポイントになります。

指示出しを増やせばいいと言うのでは
ありません。
できるだけ、指示出しは少ない方が
理想だと思います。

でも日常で、
子どもに行動してほしい場面って
出てきますから、そういった時の
指示出しで注意してほしい点をお伝えします。

指示する内容は具体的に一つだけにする。
子どもが、できたことは
大袈裟に誉めずに事実を認める。



指示出しが下手な親は
『ちゃんとしなさい!』
『早くこっちに来て!』とか
『上着を着て、
カバンを持ってこっちにきて!』
こんなふうに、一気にやってほしいことを
まとめて指示出しをしてしまいます。

どうすることが、ちゃんとすることなのか
早くってどう言うことなのか
曖昧で分かりにくいです。

この指示出しで
子どもが上着を着て
ママのところに来たとしても
カバンを持ってこなかったことを
注意する羽目になりがちです。

3つのうち、2つを子どもができていたとしても
1つの忘れてしまったことが
クローズアップされ
結局、できなかったと言う印象で
終わることになります。

親が期待している
ちゃんととか、早くがずれてしまうと
言うことを聞けてない子と
思ってしまいます。

その親の気持ちは必ず伝わります。

親の言うことを聞こうとしても
自分はできない、期待に応えられていないと
感じてしまう結果に終わります。

この経験が日常で重なると
いつも嫌な気分になるので
初めからやらない、聞かないという
状況になります。


何度言っても言うことを聞かないので
親はますます言うことを聞かせようと
ペナルティやご褒美で
コントロールしてまでも
言うことを聞かせようとしてしまい
関係はこじれていきます。
これは、悪い習慣です。
気をつけましょう。

例えばこの場合はまず
上着を着てほしいことだけを
指示します。

そして、子どもが着ることができたら
『ちゃんと上着が着れたね』と
事実をちゃんと伝えます。

ちゃんと着れなくても着ようと動けただけでも
『お、自分で上着を着ようとしてるね』って
行動を始めただけの部分を
認めるだけでもOKです。

行動の事実を伝えるだけで
(ちゃんとあなたがやってくれたことを
見ましたよ)
(それでいいんだよ)と
あなたが事実を確認するだけで
子どもには伝わります。

そうすると、子どもは親の期待に
応えられている自分を感じ、
嬉しさや、喜びといった感情を抱きます。

何かやりたい、言うことを聞きたいって
思うようになります。

次に、『青いカバンを持ってきて』って、
次の指示を出します。

そうやって、成功体験が積み重なって
親の言うことを聞くと
嬉しくなるからもっとやりたいと
好循環が生まれるのです。

子どもに指示を出すときは、
具体的に分かりやすく、
一つづつ出すことで
親も指示したことを
忘れてしまったり、
子どもの行動を確認することも
やりやすくなります。

年齢が大きくなると
複数の指示をとどめておく力が出てきます。
そうしたら、2つ、3つと
ゆっくり増やしていってください。

乳幼児期は焦らずに
簡単な一つの指示を出す練習からはじめ
子どもが『自分ができた!』という
ポジティブな感情で終われることを
意識してそれを繰り返していきましょう。

子どもは親に喜んでほしいし、
誰かの役に立つことが
嬉しくて仕方がない存在なのですから。







							

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