シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
今日は良いお天気ですが、寒いですね。
日本海側は大雪になるという情報もあります。
災害が起こらないように祈りたいです。
先日三女の、高校入学の手続きを
済ませました。
コロナ禍ということもあって、
人との接触を避ける配慮として
多くの手続き書類は、
説明文書とともに渡されて、
記入後に指定期間に郵送という形で
行われます。
制服、体育着、教科書の注文などは、
業者によって、ネット注文だったり、
注文書をその場で記入して
代引きだったり、手続き方法は
様々で、いろんな方式が混ざっています。
決済方法も代引き、振り込み、
納品後など色々です。
〆切日も、2,3日以内というものもあれば
3月〇日~〇日の期間に必着と
1ヶ月も先に指定されているものもあります。
書きながらも、混乱してきました。
2.3日といわれる緊急なものは、
入学金振込やそのほかの振り込み、
ネットでしかできない手続きなどがあって、
やはり、インターネットを使えることは
親としては必須のスキルになっていますね。
操作が分からなくてモタモタして、
あとで知っている人にやってもらおう
なんていう暇はほとんどありません。
今の若いお母さんたちは、
当たり前に使いこなしていると
思われがちですが、
世代の問題だけでなくて、
いつの時代でもこういった機器に
弱い人、苦手な人はいるものです。
もちろん、そんな人のために
電話での問い合わせ先などは
書いてはありますが
それも手間だったり、
そもそも何を聞いていいか
わからない人もいるかもしれません。
それに、細かい説明文書が多い。
文書に慣れている私でも
量が多いなと感じるくらいでした。
どうせ、入学する為に必ず
必要なものなので、
うちはいらないという選択肢は
そもそもないものです。
もっと、簡略して
これをやってください
買ってくださいと
シンプルに決めてくれた方が
ありがたかったりします。
万が一のために、
丁寧に説明されるのも必要ですが、
重要な事だけを一か所に
わかりやすくまとめたものがあると
助かります。
読解力、情報処理力、記憶力、
IT機器の理解など、
親が身につけていること前提に
世の中の子ども教育環境は
成り立っているなと感じます。
ただ、親であっても
目や耳が不自由な方、
インターネットが苦手な方、
ディスレクシアの方など
いろんなタイプの人もいることも
忘れないでほしいと思います。
せめて、ネット手続きや
文書の記入など直接教えてもらいながら
済ませることができるような場所を
考えてもらえると安心かもしれません。
提出期間もバラバラの場合
間違えてしまいがちです。
提出の〆切別に、分けて配布するなど
わかりやすくすることで、
ミスが減るのではないかなと思いました。
親なんだからできて当たり前、
何でそんなこともできないのかと
できる人は考えがちです。
そんな人ができるようにするには
どうすればいいのかを配慮することで
全員が目的を自分の力で達成できます。
どんな人に対しても
自分でできないという原因を取り除くよう
配慮するという考え方は、
【合理的配慮】という考え方に繋がります。
障害者だけでなく、いろんな立場、
状況を想定した個別の調整や変更は
いろんな場面で必要だと思います。
そんな目で見直して、改善していくことで
もっとスムーズで分かりやすくて
どんな人にも生活しやすい
世の中に変わってくると思います。
私の頼りない記憶力と、
リマインダー・メモなど
複数のチェック機能を駆使して
3月の提出物を忘れないように
注意したいと思います。