シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
先日、友人宅に行って一緒にブランチしました。
お互いに親の介護があったりで
なかなかゆっくり話す機会がなかったのですが
久しぶりに楽しい時間を過ごしました。
その話の中で、
最近孫と同居することになった知り合いが、
朝孫を学校に出す時間に
用事ができてしまったということで
一時間だけ家に来て手伝ってほしいと言われ、
行ってきたという話をきかせてくれました。
お互いに心を許し合った関係で
こんな風に気軽に助けを求めてもらえるって
素敵だなと感じました。
私の友人は、そんな風に
自然と人を助けられる人なんです。
かといって、自分を犠牲にしてまでも
人助けする人ではありません。
今日は無理だということも
はっきり言ってくれるので、
いざ頼むほうも、頼みやすいんです。
自分が気持ちよく手助けできる範囲で
気持ちよくお願い事を受けてくれるという
そんな信頼感が彼女にはあります。
私の地域には、ファミリーサポート事業があります。
けれども、事前登録だけでなくて、
利用する場合は、どうしても数日前からの
申請が必要だったり、
子どもの預かりなども、病気がないことなど
制限もあって、どうしてもフットワークが悪く
使いずらい印象があります。
昔私は子どものお迎えに行けない時のために
登録していたこともあるのですが、
やっと登録が済んだと思っても
サポーターがなかなか見つからなかったり、
事前に顔合わせする時間がとれなかったり
あれこれ準備が進まずに利用せずに終わってしまった
経験があります。
この時は、同居していた祖母だけでなく
結局近所にママ友ができて
その人たちと支え合っているうちに
どうにか切り抜けることができました。
お互いに、できる範囲で子どもを預かったり
代わりに保育園のお迎えに行ってもらったり
食事を食べさせたり、色々助けあってきました。
公共のサービスではないし、
何かあったらどうするの?という
心配がある人には
もしかしたら、向かないかもしれません。
それもお互いに自分の責任だと割り切っていたので
私にとっては、いつでも頼ることができて、
本当に助けられました。
しかも、利用料は無料。
『ありがとう』の交換だけです。
子育てに関してこのような関係を作れたのは、
近所でも5人くらいでしたが
何ヵ所か相談できる人がいるだけで
とても安心感がありました。
ぜひ、育児中のお母さんには
そんな知り合いを近所に作ることを
おすすめしたいです。
話は戻りますが、この私の友人は
体調が悪い知り合いが、
公共交通機関を利用して通院することが
できないということで、
大学病院まで車を運転して
付き添いを手伝っています。
これも、毎回はできないと言ってますが、
自分が役に立てることがあるのは嬉しいよねと
話してくれました。
人って本来、人が喜んでくれるのを見た時に
幸せを感じるように出来ていると思っています。
こんな風に、お互いが『ありがとう』で
つながりあえるような関係の中で
毎日生活できたら、幸せだろうなと
心が温かくなりました。
私にとって彼女は信頼できる大切な友人です。
大事に関係を続けていきたいです。