シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
夕べは、七草がゆをいただきました。
今年のお正月は、出かけることもせずに
自宅で過ごしていたので、
いつも通りの食事で、食べすぎるということは
少なかったのですが、
それでも、つい目の前に食べ物があると
つまみ食いしてしまったりして
食事のリズムがくるってしまいました。
胃がここにあるなと意識できるくらい、
何となく違和感があって
春の七草のありがたさを実感できました。
胃腸にやさしく感じられて、
今朝は胃の膨満感が落ち着いている気がします。
現代はどうしても食べすぎになってしまったり
いつでも食事がとれる状況なので
気をつけないとだらだらと食べてしまいがちです。
子どもも、いつも何かつまんだり
ちょっと小腹が空くとスナック菓子やカップ麺など
口にしてしまいがちです。
そういった食べ物は、添加物や糖質も多く、
その割に満足感がなくて、依存性もあるので
更に食べ続けてしまうという悪循環を起こします。
そんな生活では胃腸は休む暇がないので
いつも働きっぱなしで疲れた状態です。
肥満も心配ですが、もっと心配なのは
胃腸の機能が低下すると
ホルモン分泌に異常をきたし
免疫作用が低下することです。
また、新型コロナウイルス感染者数が
増加してきてしまいました。
免疫低下の身体は、どんなウイルスも
感染しやすくなって重症化しやすい状態を
作り出します。
各自が免疫機能を高めることは
感染症の予防には最も重要なことになります。
腸は免疫に重要な臓器です。
腸は他の臓器の司令塔ですし、
脳の機能とも密接に関わっている
大事な臓器です。
まず、おなかの調子がおかしいなと思ったら、
できればそうなる前に
しっかりと胃腸の休息時間を作りましょう。
子どもの胃腸が疲れているかは、
親がうんちの状態で判断することができます。
毎日子どものうんちを観察しましょう。
つるんって、短時間にバナナみたいなうんちで
匂いも少なければＯＫです。
出るのに時間がかかったり、
拭いた時にいつまでもペーパーにうんちが付くとか
匂いが強いというときには、
腸の中で食べ物が上手に発酵できていない状況です。
胃腸が疲れている証拠ですから、
さっそく、胃腸を労わってあげましょう。
昼間だらだらと食べさせない、食べさせすぎない、
腸内細菌を悪化させる添加物など摂らないことは
重要ですが、簡単にしっかりと胃腸を休ませる
方法をお伝えします。
特に夕方からの水分補給は白湯やほうじ茶など
暖かい飲み物にして、おなかを冷やさないように
注意します。
（理想は、冷たい飲み物は控えた方がいいです）
夕食は、遅くとも19時前には終わらせましょう。
消化の良いもの、野菜中心のメニューで
できれば味噌汁、納豆など発酵食品を取り入れて
軽く食べさせるようにしましょう。
あとは、早く寝かしつけ、
しっかり睡眠をとれるようにします。
朝はデトックスの時間です。
水分補給をさせて、排便を確認しましょう。
保育園、学校の日は、朝食をとらせますが、
おやすみの朝であれば、
お腹が空いたと言ってきても、
水分補給して、10分くらい経って
空腹を忘れてしまう間は、
食事をしなくても大丈夫です。
早めの昼食を一回目、
軽い夕食を2回目の食事にして
胃腸の調子を調整しましょう。
このような夕方の生活リズムを作るだけで
胃腸は休む時間がとれますから
あとは、食事の内容、食べすぎに注意して
よく噛んで食べるといったことを
一つづつ取り入れていくことで
良いうんちを継続できるように
なってきます。
一度に、習慣づけることは難しいので
簡単にできそうなところから始めて
胃腸にやさしい生活をしましょう。
新型コロナ感染症の第6波に飲み込まれない
身体つくりを心がけましょう。
