シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
子どもの冬休みは、明日で終わりです。
ちょうど、今になって東京では
コロナ感染者が急増しています。
【油断大敵】っていう言葉が浮かんできます。
一度収束し始めたからといって
帰省したり、旅行に行ったり
大人数で忘年会を行った人たちもいました。
年末、年始の人流が今の状況を引き起こしたと
非難する声も聞かれます。
こうなることは、薄々わかっているのに
ワクチン接種済だからとか
自分は対策するから大丈夫だとか
経済も大事だからといった正当化が
コロナの流行を繰り返す状況から
なかなか抜け出すことができない
要因になっていると思います。
みんな、悪気があっての行動ではないということが
悩ましいところです。
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課題解決に対してみんなが手探りな状態。
問題解決に向かって
自分が正解だと信じる行動をとっていて
結果が悪い方に傾いてしまう。
これって、育児にも似ています。
どんな親でも、子どもをよくしようと思って
親の思う正義を伝えていきます。
でもそれが、思うようにならず、
問題を引き起こすこともあるし、
良い結果になることもあります。
社会では正解がないことを
まるで、正解があるように情報が流れています。
子どもを叱ってはいけない。
褒めて育てましょう。
こんな声かけはやめましょう。
いろんな情報の中で、『これが正解です』と
いわれることであっても
子どもの全てにマッチする方法はありません。
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同じ言葉でも、伝える人、受け取る人、
時、場所などによって全く違う言葉として
伝わる場合があるように、
そんな単純なものではないのです。
だからあなたが正解といわれる方法を
行動していたとしても
悪い結果になってしまうこともあると
受け入れる気持ちが大事だと思います。
それは、あなたのせいでもないし、
相手のせいでもありません。
みんな、新型コロナウイルス感染症を
早く収束させたいと思っているし、
子どものためを思って育児にも
取り組んでいると思います。
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自分とは、正義の捉え方がちがうから
相手が間違っていると見えることもあるけれど、
大きく捉えて、そのどちらも不確実なことだと
受け入れてしまえば、
自分も相手も同じだと理解できると思います。
自分が正しいとこだわることで、
相手は間違えていると伝えることになります。
そこには、相手の非難しか感じられません。
これは、寂しい人間関係だと思います。
お互いのちょうどいいところを探って、
お互いが気持ちよく、妥協できる場所を
探っていくようなやりかたが
どんな問題解決にも必要だと思っています。
行動の形は違っても、願う方向に進んでいけば、
途中に失敗や障害はあったとしても
ゆっくりとその方向に大きな流れは
導かれていくと思います。
油断せずに、焦らずに
目的に向かって今を選択していきましょう。