シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
昨日の昼間から、東京は雪が降って
今朝の景色は一面真っ白でした。
大きな道路は、タイヤで踏まれた跡が凍って
滑りやすくなっているので
注意しないと危険な状態です。
夕方、家の前にはいつの間にか
大きな雪だるまが作られていました。
どこかの親子が保育園の帰りにでも
つくったのかしら?
こんな風に、雪を楽しめる人が
近くにいたと感じるだけでも心が和みます。
大人は、つい帰宅時の電車を気にしたり、
明日の出勤時には支障がないように
気を使うばかりで、
この雪をゆっくり楽しむことを忘れてしまいます。
こんなに雪が積もった今朝も、
雪で遊ぶ子どもの姿は見られませんでした。
もしかしたら、雪を触ることもしなかった
子どももいるかもしれません。
雪は冷たくて、濡れると面倒だし
子どもに遊ばれたら困ると大人が思えば
遊びを促すこともないでしょう。
親が雪に無関心だったら、
子どもも気づけないこともあるかもしれません。
子どもの感性は敏感だといわれますが、
まだまだ、見える世界は狭くて
目の前に集中してしまう傾向があります。
子どもの五感を育むためには
大人が感動したり、気がついたことに
目を向かせるきっかけを作ってあげることが
必要です。
そのためには、大人が子どものような心を使って
物事を捉える感性が必要です。
日常での感動や楽しさをたくさん気づける大人が
子どもと楽しむことで、子どもの五感は刺激され
心がどんどん育っていきます。
子どもが生活を楽しめるかどうかは
周囲の大人が楽しめるかどうかで
決まってくるのかもしれません。
私も目の前のことに、もう少し目を向けて
感動できる心を復活させたいものです。