石鍋てるみです。
先日、子どもとテレビを見ていた時のことです。
ある芸能人のお父さんが、
子どもと出演していて、
お部屋リフォーム中に
進行役の人がその子どもに向かって、
『お父さんに内緒の物とかないの?』
と質問しました。
すかさずお父さんが、
『この前、女の子から手紙もらったんだよなー』
と言って、ちょっと、そのあと
子どもがいじられるという場面。
それを一緒に見ていた娘たちが
娘1:『こういうのって、やだよねー。
親だからって、こどものこういうことを
人前で平気で言うのって、信じられないよねー!』
娘2:『すっごい、やじゃなーい?その手紙出した子だって
気まずいじゃんねー。
なんで、こんな事言っちゃんだろうね。』
と言い出しました。
そうだそうだ、とばかりに、
私:『そうだよね、
子どもだって、プライバシーがあるし、
親だからって、勝手に言いふらすのはよくないよね。』って
もっともな、理解ある親としての
素晴らしい意見を言い放ち、
『よしっ』と思ったとたん
娘1:『え?ママだって同じことしたよ。』
(ガーン!😱 )
『なに?いつ?💦』
(そ、そんなはずはない・・・)
娘1:『ほら、この前、ママの友達が来た時に
勝手に、私の成人式の写真をみんなに見せたじゃん』
私:『いや、あれは…。友達があなたの同級生の〇〇ちゃんの
写真をスマホで見せてくれたから、お返しに見せたんだよ』
娘1:『私に断りもしないで、勝手に見せてさ~。
あまり見せたくない写真なんだからやめてほしかったよ』
私:『うーん。そっか。同じことか?・・・』(モヤモヤ・・・)
(なんとか、正当化してごまかそうと考える間にも・・・)
娘1:『ママ、わかりましたか? 同じことですよねっ!』
(悔しーい。なんか言ってやりたい。でも、そのとおりだ。😟)
いつも、仕事上では、
子どもを尊重して、
声掛けとかも、気をつけていたはずなのに・・・
ものすごく、ショック!🥶
(心にグッサっと、刺さりすぎて、
この、指摘をすぐには認められない💢)
私:『はいはい、気をつけますよ! すみませんでしたね!🤔』
(素直に謝らず、強気で終了。これが、私の良くないところ…)
確かに・・・この時は、
子どものことを
自分のものという
所有物のように扱ってしまった😔・・かも?
(できていなかった、だめな自分を思い出す)
子どもの事は
親が決めてしまっても、大丈夫。
子どもに嫌とは言わせない。言わないはず。
というような、変な自身、
親の力を振りかざしてしまっていたのです。
冷静に考えれば、
親だから、なんでもやっていいと
いうことはないことは、
よくわかっていたはずです。
でも、仲の良い友達関係だし、
子ども同士も仲良しだし・・・
という関係の中で、
親と同じオープンな感覚を
子どもも持っているはずと
思い込んでしまったことで
気持ちが大きくなって、
つい傲慢になっていました。
親であっても、
子どもとは考え方は違うし
独立したひとりの人格なんだという事を
忘れてしまった瞬間でした。😂
今思うと、反省ばかりです。
それも、そのことを全く今まで
忘れていたのです。
でももう、2年以上前のことなのに、
娘はしっかりとこの時のことを
覚えていました。
大きな傷がついていたんだと思うと
本当に、悪かったなと悲しくなります。
今回のことは、
本人が口にできた内容だったけれど、
親が全く気がつかないうちに
与えてしまった傷が
きっとこどもの心に
たくさんあるんだろうと思います。
成績が落ちた点数を見た時の、がっかりした顔。
徒競走で1位になれなかった時の残念そうな顔。
いくら「大丈夫、今度頑張ろうね。」
なんて後で励ましたとしても、
そんな顔を見ただけで
子どもの心は、傷がついてしまうほど、
繊細なものなんですよね。 💔
子どもの心についた傷は
劣等感につながります。
大切にされていない感覚や、
親に理解されていないという気持ちや
親に期待に応えられない自分はダメなんだと
感じてしまうのです。
親も、完璧ではありません。
失敗もあるし、こうやって、
子どもを傷つけてしまうこともあります。
そんな時は、
気がついた時でも遅くありません。
子どもに、謝りましょう。
そして、失敗した自分も、ゆるして、
次はもう一歩成長できるように
なおそうとする姿を示しましょう。
きっと、子どももわかってくれると思います。
私も、
『あの時は、ママが悪かったね。ごめんね。』
と娘に伝えました。😓
『まあ、しょーがない。きっと、またやるっでしょ』って、
苦笑いでしたが、
(きっと、ゆるしてくれたはず・・・
たぶん大丈夫と思いたい。(^▽^)/ )
こうやって、
失敗しながら乗り越えていくんです。😅