コミナスブログ 支援者の心構え

迷子になっても平気

更新日:

シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。

先日スーパーに行った時の事です。



3歳くらいの男の子が

一人で、不安そうに歩いています。

顔を見ると半べそをかいて

声をかけたら、すぐにでも泣きだしそうです。😧


親とはぐれてしまったようで、とても不安そうです。

少し、離れたところから

ちょっと見守っていました。




しばらくすると、男の子が

急に満面の笑顔になって

パーッと駆け出していきます。



その先には

探しに来ていたお父さんがいました。😄

(あー良かった。)



この子は、不安がいっぱいだったけど

泣かずに、自分の力で

親を見つけようと

頑張ることができました。💚💚


このお父さんも、

『あーよかった。一人で勝手に行っちゃだめだよ』

と言いながらも、

嬉しそうに、抱き上げています。



迷子になってしまったことは

親のそばにいなかった自分が悪かったと

感じていることが

その子の表情から理解できました。😊



だから、お父さんも

強く叱ることはなかったのかもしれません。



この男の子は

今回のことが経験になり

今後は、同じことが起きないように

注意できる子だと思います。



小さい子は、

つい自分が興味のあることに夢中になって

行動してしまいます。



ふっと、気がつくと

さっきまでそばにいたはずの

お父さんの姿が見えなくなって

不安になって、探し回るということが

起こりやすいです。💦



でも、発達障害の特性を持つ子どもの中には

こんな時、ひとりになっても

平気でいる子がいます。



手をつなぐことも苦手なことも多く

ちょっと目を離したすきに

どこかへ行ってしまうという

調子で、外出先で

しょっちゅう迷子になります。💦



親が、やっとの思いで探し出しても

本人はケロッとしています。



ひとりになっても、不安を感じないので

何度も繰り返してしまいます。😥



乳幼児期は、親の近くにいるのが通常ですので

外出のたびに、

すぐ子どもがいなくなってしまうという場合は

もしかしたら、お子さんに何らかの

発達に課題があるかもしれません。



このような場合、

親は、子どもから目を離せないので

手がかかる、育てづらいと感じてしまうことが多いです。


さらに、子どもを叱ることも増えてしまうので

子どもとの関係が悪くなってしまう原因にもなります。



もしも、頻回に迷子になって、

その時に不安にならない子どもの場合は、

念のため、発達相談を受けることを

おすすめします。


コミュニケーションがうまくとれないことで

困っていることが見つかるかもしれません。


思ったらすぐに動いてしまい、

我慢できないのかもしれません。



日常生活では、まず安全に過ごすことが第一です。



子どもの目線で一緒に行動し、

興味や関心がどこにあるのか観察しましょう。



そして、子どもが興味や関心が強く示す場面では

そこに突進していきやすいので、

そのような場面を避けるか、

必ず目を離さないようにしましょう。


また、迷子にならなかった、

親のそばにいることができた時は、

『迷子にならなかったね』

『ありがとう、助かるよ』って

その子ができたことを

認めてあげてくださいね。💗







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