シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
あなたは、お金に対して、どんなイメージを持っていますか?
今、社会の変化で飲食店や、旅行会社など
経営を維持することが困難な状況になって、
失業者や、収入の減少に困っている人が増えています。
そんな中でも、仕事を変えたり、副業したりと
頑張って生活を維持しようと頑張っている人も
たくさんいます。
どうやって、自分で稼いでいくのかということを
個人が考えていく機会を与えられていると思います。
自分で生活を維持する=お金を稼ぐ
これは、自立していくためには誰にも必要な事でしょう。
多くの人は、会社や、組織から月給という形で
固定給をもらうというのが当たり前だという
イメージを持っていたと思います。
自分から、お金を請求しなくても、
ちゃんと務めてさえいれば、きちんと振り込まれます。
お金を自分から、『〇〇円ください』とか、
自分のスキル価値はこの値段ですと示さなくても、
とりあえずはお金をいただけたのです。
でも、今回のように、会社が急になくなった、
働く場所が減ってしまったときには、
自分で稼ぐことも、必要になってきます。
そんな時、行動にブレーキをかけてしまうのが、
お金に対するイメージです。
このブレーキがあるために、お金に苦しんでいる人が多いです。
お金に対して、ネガティブなイメージを持っていると、
お金を稼ぐことはできないし、不安から逃れることはできません。
・お金は、すぐなくなってしまうから、
大切に使わないといけない。
・無駄使いするのはいけない。
・一生懸命働かない人は、稼いではいけない。
・お金の話をするのは卑しい。
・お金持ちになると、悪人になる。
・お金は、諸悪の根源だ。
こんなお金のイメージがぬぐえないために、
お金が欲しいと思ってはいけない、言ってはいけない
だから、稼げないと苦しんでいる人が多いのです。
ということは、
子どもにお金にネガティブなイメージを与えることは
これからの時代を生きにくくさせるということです。
親が、お金にこのようなネガティブな思い込みを持っていると、
子どもへの関わりの中で無意識にそれを伝えてしまいます。
一度、あなたのお金への思い込みを確認してみましょう。
もしも、ネガティブな思い込みがあったら、
子どもにお金の話をするとき、注意しましょう。
お金のに対するブロックの外し方は
今はネットにも書籍でも情報はたくさんあります。
挑戦してみるのもいいですが、なかなか難しいものです。
ですから、まず、自分の思い込みに気がついて、
できる範囲で伝えない事を意識してみてください。
例えば、何か支払いをするとき、
『もー、お金がないのに!』なんて
いつも、思ってしまう自分に気がついたら、
(払うお金があって、よかった。たすかった、ありがとう)
って感謝しましょう。
子どもの前では、
『うちはお金がないから・・・』なんて言わないように
しましょう。
何か、買うときも、しぶしぶ払わないで、
気持ちよく払っているように
子どもに見せましょう。
少額でも、寄付するところをみせましょう。
お誕生日でもないのに、
意味もなくお金をプレゼントするのも効果的です。
今、あなたが困っている思い込みを、
子どもに植え付けないように工夫することは
親ができる教育かも知れません。
意識して、自分の内側を観察してみましょう。
同じ苦労をさせなくて済むかもしれませんから。