シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
今朝も、セミの声がよく聞こえています。
朝のうちは少し、風がここちよくて
外に出て朝日を浴びると、幸せを感じます。
かつては、一度も空を見ないという日があった私ですが、
その幸せ感に気がついた時から、
一日に1度は空を見上げる時間を持つようにしています。
慣れない育児に自分が振り回されて、辛かった時に
何気なく月を見上げたときに受けた感動から、
この習慣は始まりました。
こんなに辛い時も、普通に空には月があって、
地球は回っている。
その中に、自分がいるっていう、
不思議な安心感を感じたのを覚えています。
上手く表現できないんですけれど、
なんか、任せてればどうにかなるみたいな感じ。
わからないけど、いっぱい泣いたのを覚えています。
誰の上にも当たり前にある空。
その当り前に、気がついて、
幸せを感じることができるかどうかは、
その人の感じ方次第です。
子どもが、近くにいることさえも、
当たり前で、その幸せを忘れていませんか？
目の前のことに意識が向きすぎていると、
空があることを忘れるように、
当たり前で大事なものが見えなくなってしまいます。
目の前だけの狭い範囲、近くからものを見ている時、
一番多く目に入るのは、
全てのネガティブなところです。
子どもの、箸の持ち方ひとつ、はしゃぐ声、
他人の視線や、流れてくるニュースにも、
あなたの感情がネガティブに反応しやすいときには、
今見ているところが近すぎているかもしれません。
今日のアドバイス
一日一回、空を見上げて深呼吸。
寝る前に子どもに感謝を伝える
なんか、心が不安定、怒ってばかり、
出てくる言葉が批判的、暗いということに気がついたら、
いえ、自覚はなくても、毎日1回は、大きな空を見上げましょう。
おうちの隙間の空でもかまいませんよ。
空をみて、大きく深呼吸してみてください。
大きく新しい空気をいっぱい吸って、
心の溜まったモヤモヤを、ハ－って思いきり吐き出しましょう。
そして、夜寝る前、
目を瞑り、今日見た空を思いながら、
できればもっと遠くの宇宙を想像して
子どもに、『今日もそばにいてくれてありがとう。』って
声に出して言ってみてください。
子どもと手をつないだり、ハグしあったりして
一緒にやれると、さらに心が温かくなるはずです。
あなたの心が、どんどん充電されてくると、
あなたは、空のほうから
物事を見ることができるようになります。
そうすると、同じ子どもの行動をみても、
あなたの感情は全く違ったものになっているはずです。
行動は、シンプル。でも、効果は抜群です。
リラックスして試してみてくださいね。
