石鍋てるみです。
皆さんは年末は大掃除をしますか?
私は、寒い時期に大掃除というのが
やりたくないので、
ガラス磨きや、水回り、
ベランダなどの徹底した掃除は
暖かい時期にやるようにしています。
年末は掃除というよりも
片付けの方が気になってきて
室内でできる模様替えなどをしたくなる方です。
もう一つの趣味といえると思うのですが
私は片付けについて
あれこれ考えるのが好きです。
雑誌や本で学ぶことが多かった片づけも
最近では動画で学ぶことが多くなりました。
足の踏み場もないくらいに
散らかった場所が
徐々に整理されていく様子を
段階的に丁寧に見せてくれるのが好きで
最近は安藤英子さんのYouTubeは
ここ数年のお気に入りです。
片付けといえば
近藤麻理恵さん、やましたひでこさんも
これまで参考にさせていただきました。
本当に、収納や片付けの分野では
たくさんの方々が
いろんな情報を発信していますから
本当に何がいいのか迷ってしまいます。
家の中を片付けていく時に
いつも思うのは
頭の中身と部屋の様子は
リンクしているということです。
自分の頭がごちゃごちゃになると
部屋もごちゃごちゃになってきます。
ものの始末を最後までやり終えることを
積み重ねないと
片付けはできません。
自分にとって、必要なのか不要なのかを
決められずに様子を見て過ごしてしまういうことの
連続が、物を溜め込むことにつながります。
頭の中も同様に、先送りしているものが
たまってきていて、頭がモヤモヤしてきます。
安東英子さんのYouTubeは
一つのお家が片付くまでが
多くの動画がシリーズにようになって
公開されます。
よく、1本の動画でビフォーアフターを
紹介してくれる動画が多いのですが
それに比べると、片付くまでが長い。
すぐに、すっきりしたーっていう
爽快感は得られないのですが
何本もの動画を見終わって
スッキリ片付いた様子をみると
じんわりとした達成感を感じることができます。
依頼者の方が片付けを通じて
表情が明るく変わっていく様子や
考え方もスッキリクリアになっていく様子が
伝わってくるので
見ていて自分も取り組みたくなるわけです。
見えるところはきれいなのに
隠された部分が汚いお家。
何十年も置きっぱなしになっている
物に埋もれているのに
新しいものをどんどん買ってしまう方。
家族に遠慮しているために
本当は片付けたいと思っていても言い出せず、
現状を壊せないままでいる方。
部屋に目的を持たせられないために
なんとなく、行き当たりばったりで
ものを置いてしまい導線がおかしいお家。
第三者から見れば
こうすればもっと整うのにと
簡単に解決できそうなことも
日常的に景色に溶け込んで
当たり前になってしまうと
それが見えなくなってしまいます。
そんな課題がある方々が
安東さんの丁寧な質問に応えながら、
片付けを進めていく過程で
どんどん自分たちの生活をこうしていきたいという
目的が明確になっていきます。
こんな暮らしをしたいと
思い描き始めたことで
同じ家なのに全く景色が変わってしまいます。
これは、生き方も同じことだと思います。
毎日を目的を持って過ごせているかで
同じ一日の生き方が良い方向に変化する。
動画の中で何度も、
それまでの固定観念を捨てていくシーンが出てきます。
自分も同じように持っていた観念に
気付かされることもありました。
『洗面所に下着を置かない』は
安東英子さんの片付けに対する考え方が
よくわかる有名な言葉です。
片付けの背景にある深い理由。
子育て中の方には特に観てほしいと思います。
自分がモヤモヤしてきた時に
このような動画をみると
私自身とてもスッキリします。
年末の片付けの前に観てみると
頭が整理されて
片付けの良い案が浮かぶと思うので
おすすめしたいです。