石鍋てるみです。
今日は、ろくまる見守りウォーキングの
活動日でしたが、
近隣の保育園の園児が
『敬老の日のプレゼント』を
メンバーに届けてくれるということで
午前中にろくまるに集合しました。
この保育園の園長と
地域の会議でご一緒した時に
お互いに世代を超えての
交流の機会を考えたいという想いが一緒になって
今回、このような企画が実現しました。
当初は、ウォーキングの時間に合わせて
園児と交流できればいいなと
企画し始めていたのですが
時間的な制約や天候などによって
変更時の対応などで少し難しい面があり
定例での交流は
断念してしまいました。
けれども、その話から
今回の敬老の日の
交流が企画されました。
単発での交流にはなりますが
高齢者にとっても赤ちゃんと
触れ合う機会がないので
とても喜んで参加してもらえました。
2歳児のお子さんが3名
先生と共にろくまるに来てくれました。
こちらのメンバーの集まりが
予定よりもよかったので
ちょっと、人数の多さに
子どもたちは引き気味でした。
緊張した面持ちでしたが
手形を花束に見立てて
制作された作品を
プレゼントしてくれました。
「お名前はなんていうの?」
「可愛いお目目だね」
「暑いのに、いっぱい歩いてきてくれてありがとうね」
たくさん、赤ちゃんに向かって
声かけをするメンバーの姿は
私から見てもいつもの表情とは違って
明るく見えました。
本当に、愛おしいものを
そばで見守っているといった感じです。
子どもって、そこにいるだけで
みんなに癒しをくれる
ヒーラーの役割を持っているんだなと
つくづく感じました。
何もしてくれなくても
近くにいてくれるだけで
エネルギーを分けてもらえます。
現代は、なかなか
世代を超えた交流の機会は
なくなってきています。
遊ぶ場所、集まる場所が
子ども専用、高齢者専用と
別れている公共施設が多いので
自然な形でお互いが入り混じることが
少なくなっています。
感染対策や、施設管理上の区別などで
そのように区分けされた社会は
安全なようでいて、
分断社会になってしまっているように思えます。
単発でもいいので
顔馴染みになるくらい
このような交流の機会を
頻回に作っていけたら
いいなと思っています。