石鍋てるみです。
高校の保護者会に行ってきました。
話題はもっぱら
受験に向けてのスケジュール確認や
お金の準備の話です。
娘が通う高校では
大学の進学を希望する人が
ほとんどということで
これは、全体的な動向でもあるようです。
大学受験にあたる18歳年齢に当たる
子どもの数は
昨年が一番少なかったようですが
全体的に少子化が進んでいますから
大学が定員割れのところも多くなっているようです。
仮に就職を選択しても
一人当たりの求人は13社くらいという感じで
今は、どちらを選んでも
入りやすい状況のようです。
大学は少しでも早く
学生を確保したいですから
様々な受験方法を用意しています。
学力だけでなく、
プレゼン、小論文などで
選抜される方法もあります。
2020年度から始まった大学入試改革の一環で、
2021年1月からセンター試験に変わって
大学入学共通テスト(以降、共通テスト)が
スタートしました。
入試の名称が変わり、
従来のAO入試は総合型選抜、
推薦入試は学校推薦型選抜、
一般入試は一般選抜になりました。
2022年4月高校1年生から新学習指導要領が
スタートしました。
新課程に対応した2025年度入試では、
大学入学共通テストの教科・科目の再編など、
大掛かりな変更がありました。
数年前までの受験情報は
ほとんど役に立たないので
受験する子ども自身が
先生と確認しながら不明点を
解決しつつ進めてもらうしかありません。
私なんて、もうどうなってるのか
なかなか理解ができません。
すでに4人の子どもたちが
それぞれの進路を進みましたが
各学校ごとに受験の条件なども
変わっているので
基本的には受験する本人に
任せています。
先生からの注意もありましたが
子供は頑張って志望大学に合格したのに
入学金の用意ができなくて
入学できなかったケースというのが
毎年数名いるそうです。
大学へ進学することは
大きな買い物です。
奨学金で通うという子どももいますが
入学金の支払いは早い場合は
夏以降すぐにあるケースもあります。
せめて、入学時の支払い分は
高校3年生の夏には用意しておかないと
いけないということです。
それができなければ
そもそも大学進学はできません。
お金の話を子どもにするのは
抵抗がある親御さんもいるかもしれませんが
家計の状況、どのような計画で
4年間の学費を用意していくのかなど
具体的に話をしておく必要はあると思います。
高校3年生はもう一人前です。
成人になる歳ということですからね。
たくさんのお金を支払ってでも
大学に行って学びたいのか
その価値はあるのか
目的をもう一度考え直すためにも
シビアなお金の話は
しっかりしておく必要があると思います。
何となく、大学に行くのが当たり前だからとか
まだ働きたくないから、
大学でも行っておこうというような考えであれば
用意した学費は他のことに
使ったほうがいいかもしれません。
今日の保護者会の資料をもとに
もう一度娘と話そうと思います。
乳幼児のいるご家庭では
学費の確保は早いうちに
進めておくことをお勧めします。
国の対策が変わって
大学無償化になることを望みたいですが
今の段階ではやはりお金はあったほうがいいです。
しかも、高校2年生までに
大学資金を用意できたら安心です。
通常の私立大学では初年度で
150万前後必要だと思います。
学部によっても違うと思いますが
受験料など含め200万は最低準備しておくと
いいのではないでしょうか。
それが4年間。
大きい買い物ですよね。
うちの場合、高校以上の進学における費用は
子ども自身が支払うことを条件にしています。
そのことは子どもが小さい頃から
ずっと言い聞かせてきていました。
奨学金の返済という責任を背負ってまで
大学に行きたいのか
よく考えて自分の人生を選択してほしいと
思っています。
それでも、学費だけで
出費が終わることはないですし
いろんなところで親のサポートは必要です。
子どもが望む道に進めるように
少しでもサポートできるのは
親の楽しみでもあります。
親は精一杯、
元気に稼ぐしかありません。
それが、今の私の元気の源に
なっているのかもしれません。