石鍋てるみです。
谷村新司さんの訃報。
また昭和を代表する
シンガーソングライターが
亡くなってしまいました。
私の世代では、
『ザ・ベストテン』という
番組で常連だった『アリス』。
その活動を経て、
深夜ラジオやら、ソロ活動など
気がついてみると
ずっと谷村新司さんの音楽と共に
自分は生きてきていたんだなと
感じるくらい
身近に感じていたシンガーです。
新曲が出るたびに
歌詞本片手に、
必死で覚えて歌っていました。
ギターをかっこよく弾きながら
力強さと、哀愁のある歌声に
聴き惚れていたことを思い出します。
あの頃はいい曲だと思って
歌っていただけでしたが
歳を重ねるうちに
改めてこんな歌詞だったのね〜って
心に染みるものがあって
ふっとしたときに聴きたくなる曲が
多いです。
挫折から立ち直るというような
勇気をもらう曲から
しみじみと年月の移り変わりを
感じるような曲。
深みのある歌詞と
綺麗なメロディーは
世代を超えて愛されるものばかりです。
24時間テレビでも当然のように歌われる
『サライ』は、小さな子どもも
口ずさめるくらい
日本の曲として、定番化していると思います。
日本武道館といったら
『サライ』っていうくらい
国民に馴染んでいますよね。
日中友好にも
多くの功績を残されていたことは
有名ですが、
これからの時代にこそ
大切な人だっただけに
本当に残念です。
実際、中国でも
この訃報は大きなニュースに
取り上げられているようですから
本当に、ときの中国の方々に
愛された人だったんだなと
感じられます。
今夜はゆっくりと
一人で歌詞を噛み締めながら
楽曲を聴いて過ごそうと思います。
ご冥福をお祈りいたします。
