石鍋てるみです。
あなたの周りに、こんな人はいませんか?
テレビを見ていても
「ろくなテレビやってないな〜」
「もう、テレビの時代は終わってるよね」
政治家が何か話しているのを聞くと
「こういう奴がいるから、今の日本はダメになるんだ」
近所の人が、何かで成功したと聞くと
「あそこのうちは、うちと違って
昔から裕福で恵まれてるからな」
会話のほとんどが、何かの文句や愚痴ばかり。
自分は世間の人と違って
いろんなことを知っているということを
伝えたくてしょうがない感じ。
聞いていると、イライラ、ムカムカしてきて
気分が悪くなってしまいます。
そんな人が周りにいた時、
あなたはどうしていますか?
とりあえず、その人に話を合わせて
気分よく話させる?
聞き流して、適当に返事しておく?
そっと、その場を離れる?
そういう話は聞きたくないから、
やめてほしいとを伝える?
話している相手が、
これからも付き合わなくてはいけない人だと
関係を壊したくないという気持ちもあって
適当に相手に合わせてしまう方に傾きがちかもしれません。
でも、その話に乗っかるのは
自分の気持ちが許さないこともありますよね。
個人的な不平、不満ならば
聞き流せるけど
特に、近い人の愚痴や悪口には
乗っかることはできません。
「ふ〜ん」「へ〜」「そ〜なんだ」とか
生返事で誤魔化して、
その後なるべく話題を切り替えたり、
態度でその話には興味がないという感じにしていたら、
向こうも、つまらないらしく
あまり話しかけなくなってきました。
でも、たまに会うと最初はいいのですが
やはり相変わらず何かの不平、不満、愚痴、悪口が
飛び出てきます。
どうして、そうなってしまうのか?
私がきっとそういう話に同意してくれるはずと
思われているんじゃないかっていう
結果に至りました。
人は誰でも自分をわかってほしい、
認めてほしいと思っています。
この人なら、わかってくれるはずだと
安心しているから言ってくるのだと思って
自分がその人と話している場面を
思いだしてみました。
すると、いつも話しかけてくるのは相手の方。
私の方は、苦手意識もあって
なるべくこちらから話を振ってなかったことに
気がつきました。
相手からすれば、共通な話題として
自分が私が同意してくれそうな世間話を
していただけかもしれません。
そう思われているということは
実際は私もそう思っているってこと?
そう、『鏡の法則』
そう思っているのを、私は言ってはいけないと
意識しているので、口に出していないだけ。
本心は、同じように思っている。
それを、平気で口にしている人が
気になって、苦手に感じるのは
自分が言わずにいることを
平気で言っている人を許していないからだと
わかりました。
結局、同じもの同士っていうことです。
だったら、その人を非難しなくても
そう思っちゃうこともあるよねって
受けとめてしまえばイラつくことはなくなる。
本当は物事をジャッジする気持ちを持ちたくないけれど
今の私にはそれは無理。
せめて口に出している人を非難しないで
私も同じことを思ってしまうけれど
まだ、言っちゃう人なのねって
思えば、感情を逆撫でされることからは
逃れられそうです。
そして、自分から話したいことを
話題として先に提供してみようと思います。
自分が好きなこと、興味があることを
相手に伝えることができなかったので
相手には私が今考えていることがわからずに
いつも決まった流れになっていたかもしれません。
自分を非難されそうで
話さなかったというのもあるのですが
そうされても、自分の思いを伝える練習は
していこうと思います。