シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
今朝も寒いですね。
もう、こたつが恋しくなりました。
でも、やはりまだ早いですよね。
とりあえずの
秋冬物の洋服を引っ張り出して
凌いでいます。
子どもはうまく体温調節ができないし、
自覚することがまだ苦手です。
気づかないうちに
手足が冷たくなっていたり、
運動して汗をかいたままになってしまって
いることも多いです。
そんな時、
大人はつい、上着を着なさいとか、
ちょっと脱いだら？とか
声かけしたと同時に
もう着せたり脱がせたりしてしまいます。
こんなときでも、ちょっと子どもに一度
考える機会を与えてほしいと思います。
『今日は、いつもより寒いと思わない？
手と足が冷たくなってるね。』
こんなふうに、いまの状態を
伝えてあげてください。
そして、『あなたはどうしたい？』
『どうしたらいいと思う？』という
質問をしてみましょう。
子どもは先行きを考えずに
答えてしまって、
あなたの思い通りの答えを
出してくれない時もあるでしょう。
それでも、一度受け止めて
本人の選択に任せてみます。
同時に、あなたの答えも
聞かせてあげます。
『ママは、手が冷たくなってるから、
風邪をひかないように、
上着を着ておこうっと』
という感じですね。
こんなやり取りの中で、
いろんな考え方があっていいことや、
自分の考えを聞いてもらえたという
自分の意見を意識して伝える安心感を
持つことができます。
日常の小さな選択ですが、
『あなたはどうしたい？』
『あなたはどう思ってるの？』って
質問してあげてください。
そうすると、さまざまのことに
人に言われたからやらされた、
勝手にお母さんの思い通りに
動いている自分の感覚から抜け出し、
考えてから行動できるようになってきます。
そうなると、親の思い通りにならなくなるから
めんどくさいという人もいるかもしれませんね。
でも、自分の考えを持って
自分の納得する選択をしていくということは
人生を歩んでいく時に必須の力です。
行動に責任を持つことも
合わせて持ちますから
自分軸がわかってきます。
好きなこと、嫌いなこと
楽しいこと、やりたくないことを
自分で選ぶ軸を作ることを
意識して関わってみましょう。
