シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
家族で、話をしているときに、
気がつくと大人同士や
同じ子とばかり話をしていて、
ある子どもだけ、会話の中に
含まれていない時ってありませんか?
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やっと、話が途切れて、
その子どもが話し始めると、
まとまらない話だったり、
なかなか、内容が進まないで
まどろっこしくて、
聞き流してしまったり、
話題を切り上げてしまうことも
あるかもしれません。
時には、『また、そんなこと言って〜!』とか
子どもの意見を否定してしまうようなことを
言ってしまうこともあるかもしれません。
そんな、親の態度を繰り返していると
子どもは、敏感ですから、
自分のプライドを傷つけられています。
自分の話なんて聞いてくれないんだ、
どうせ話してもダメなんだ
そんなふうに、感じてしまって、
自分に対しての重要感を少しずつ
失ってしまいます。
家族の中に、自分が居てもいいんだ
自分のことを気にかけてくれているんだと
感じられないと、
一緒にいたとしても、心は離れ
孤独感を感じてしまうものです。
大人に慣れば、そのような感覚は
経験したことって何回もあると思います。
新しいコミュニティに参加してしばらくは
居心地の悪さを感じます。
でも、ちょっと声をかけてもらえた、
話を聞いてもらえたというきっかけから、
仲間になれたという安心感が芽生えてきて、
それが重なることで居場所を感じられますよね。
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家族は、子どもが参加する最初の社会です。
その中で、居場所を感じることができないと
それ以上大きな社会に踏み込む勇気も
小さくなってしまいます。
家族が子どもにとって安全基地でないと
どこか、不安定さを自分の中に感じてしまいます。
どんなに小さい子でも、
自分というものが意識されはじめると
プライドが芽生えます。
自分をわかってほしいという欲求や
大事にされたい、守ろうとする気持ちも働きます。
子どもだからって、家族の会話から
外さないでほしいと思います。
『〇〇君は、どう思う?』
『ところで、今日どんなことがあった?』
そんなふうに、子どもの意見を聞くことを
意識してほしいと思います。
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例えば、厳しい言葉を言ってしまったり、
否定してしまったりして
子ども扱いしてしまったり
ちょっと、無視してしまって
傷つけてしまったりしても、
意見を聞く場面を意識して関わることで
子どもは、ちゃんと自分のことを
気にかけてくれているということを
感じてくれます。
もしも、子どもがアピールの少ない子であれば
特に意識してやってみてくださいね。
その時、気をつけないといけないのは、
尋問にならないこと、
子どもの意見を否定しないで
受け入れることです。
聞くことに徹してくださいね。