シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
昨日は、突然旅立った息子の話を書きましたが、
その後、どうなったか・・・・。
結果は昨夜7時近くになって、
「助けて〜」のLINEでした。
しかも、目的地には辿り着けず。
急に思い立って
自宅にあった主人の自転車で
暑い中、海を見たいと出かけたのはいいものの、
あまりの暑さと、自転車の進まなさに
断念してしまったようでした。
海の近くになるほど、
風が強く、やっと辿り着いた温泉が
休館日だったようで、
もう、進むことも、帰宅することもできずに、
とうとう親に助けを求めるしかなかった
という感じです。
仕方なく、主人と急遽海ほたるを渡り、
館山の方まで迎えに行くことになりました。
指定の場所に着くと、
真っ暗な駐車場で、
海を眺めている息子がいました。
何を思っていたのか。
目的を果たせずに
旅が終わってしまったのですから。😌
「ありがとうございます」って言った後
「甘く見てたな〜っ」て
苦笑いしてました。
自分の体力についても状況判断も
甘かった自分を認めています。
「こんなところまで、
自分の力できたんだから
凄かったじゃん」っていうと
安心したようでした。
夜道の怖さや、広い田んぼを見て感動したこと、
強風のなかで経験した辛さなど
息子の話を聞いて
自分と向き合う時間を持てたんだなと
感じることができて、嬉しかったです。
仕事や慣れない一人暮らしで
少し精神的に疲れ気味で、
何をするにもめんどくさい、
やる気が出ない様子だった息子。
特に、今回の行動は無謀だったかもしれませんが
きっと、何かに挑戦したかったんだと思います。
目的地までは、到達できなかったけれど
どこか満足そうな笑顔を見て
安心しました。
辛い時に、助けてって言ってもらえる
親でいられたことにも
ちょっと、嬉しさを感じた出来事でした。