シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
昨日の午後、珍しく娘からLINEが来ました。
『今、北千住で乙武さんが演説してるよ😊』
それを見かけた時、ふと
母に知らせたいと思ったんでしょう。
日頃から、マイノリティの
人権や対策について話題にしたり、
障害児のサポートについてなど
学んでいたことも知っているので、
きっと、母に聞かせたいと
思ってくれたんだと思います。
自宅で、自分の本当にやりたい方向性を
考えながら、モヤモヤしていた時でした。
ピンときてすぐに検索。
（本当は、そばで聞きたかったけれど・・・😌）
すると、すぐYouTubeでの
ライブ配信が見つかりました。
政治のことはよくわからないことも多いのですが、
乙武さんの
コロナ禍で大きく変化した社会の動き、
対応の速さを嬉しく思う反面
悔しさもあったというお話に
共感するところがあって
ずっと演説を聞いてしまいました。
今までも、障害があったり、
費用がかるなど様々な理由で
行動や時間の制限の中で
不都合、生きづらさを感じている、
どうにか解決してほしいと
声を上げてきたのに
社会は変わらなかった。
でも、マジョリティが
不都合だ、なんとかしたいと感じたら、
あっという間に
オンライン化、自宅ワークなどの体制が
出来上がった。
障害があって、
話題のレストランがあっても行けない、
コンサートに行けない
仕事に通えないといった人の声は
ずっと以前から、訴え続けていたのに
聞いてもらえなかった。
嬉しい反面、悔しかったと話されていました。
自分がいつマイノリティ側になるのか
わかりません。
脳性麻痺のお子さんを授かったお母さんが
仕事をしたいけれど、
お子さんも預ける場所が見つからないことで
働きに行けないというお話もありました。
親の介護があるから、
自分の時間がなくなってしまった。
失業した。
事故に遭って、障がい者になった。
お金がないから、進学できない
教育を受けられないといった
子どもたちもいます。
誰もが、選んでその状況になったわけではありません。
そうなったら、自分の望む生き方を
捨てなくてはいけない、
制限されなくてはいけないのでしょうか？
やっぱり、おかしいと思います。
環境が悪くても、
思いもよらない事態に遭遇した時でも
自分のやりたいこと、進みたい道を
自由に選べる社会の仕組みは、
本当に必要だと思います。
自分がマイノリティ側にならないと
見えてこない矛盾点、生きづらさ、
困難さというものがあります。
だからこそ、当事者のそういった人たちの声を
真摯に捉えて、一つづつでも対策を考えて
行動解決していかないと
将来の子どもたちに
ありのままの自分で
自由にいきていけるんだよって
言える社会にはならないと思います。
どんな状況になったとしても、
自分が生きる道は用意されているという
安心した社会を作っていきたいです。
改めて、こういったお話を聞くことができて、
何か自分もやらなくちゃと
気持ちがひきしまる思いでした。
そう、自分はそんな人の助けになりたいと
思っているんだよねって
確認することができました。
こうやって、自分に必要な情報って
誰かが運んできてくれるんですね。
情報をくれた娘、そして乙武さん、
LIVE配信してくれた方、
演説の中で質問をしてくれた
勇気のある方たちに感謝です。
