コミナスブログ 日常からの気づき

新しい制度に乗っていくには

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。

先日、友人から温泉に出かけるという
話を聞きました。

自然に囲まれた温泉で
ゆっくり過ごす時間て
癒されますよね。

私は、時々子どもと一緒に
スーパー銭湯に行って
気分転換していたのですが、
コロナ禍でしばらく利用を
控えてきました。

そろそろ少しずつ、楽しみたいなと
感じ始めています。

銭湯、温泉といえば、厚生労働省が2020年12月に
「衛生管理要領」を見直したことで、約70年ぶりに
混浴の年齢制限が変更されましたよね。

「おおむね10歳以上の男女を混浴させないこと。」
としていたものを
「おおむね7歳以上の男女を混浴させないこと。」
としました。

早いところでは、
すでに年齢が引き下げられていますが
私の住む地域では、
4月1日から実施されることになりました。

子どもの人権の問題、
児童ポルノなどの被害など考慮すると、
日本での混浴年齢については、対応が遅いとか、
甘いといった考え方もあったようです。

子どもの身体の成長も
昔よりも早熟になってきているので
心配される方も多いでしょう。

それに、子ども側にもアンケート結果では
恥ずかしさを感じたのが、6歳くらいからという
結果もあったようですから、
いろんな立場を考えて改正されたと思います。

でも、もしも私が今
この7歳という子どもを
育てていた立場だったらと考えると
ちょっと困った事になっていたかもしれません。

10歳でも、別れて入らなくては行けなくなって
ちょっと戸惑ったくらいでしたから。

場合によっては、スーパー銭湯での
楽しみを諦めていたかも・・・。

父親が一緒に行くことができないとか、
シングルで育児をしている場合もあります。

子どもが異性だった場合は
別れて入らないといけないわけですよね。

まだまだ親子で楽しめる年齢でもあるのに
ちょっと残念な気もします。

小学1年生でも、転倒しないかとか、
溺れないかなんて、心配もあるかもしれません。

これから、温泉、銭湯に行くときは
この年齢にあたる場合ひと工夫が
必要でしょう。

子どもによっては、ちゃんと公衆浴場が
利用できる行動が取れるかどうか
確認も必要です。

着替え、入浴時のマナーなど
きちんと理解できているかどうか
できていなければ、どうやったら
楽しめるのか考えておかないといけません。

6歳までには、そういったことが
自立できるように意識して
教えることも必要でしょう。

昔、私は銭湯に行っていました。
やはり、母親と行けない日は
父親と一緒に男湯に入っていた
思い出があります。

でも、今思うと確か、
年長さんくらいでは男湯が嫌で、
ある時から一人で
『女湯に入る』と言って強行したことを
覚えています。

急に、そんな気になる時が
あるんですよね。
急に羞恥心に目覚める感じです。

子どもなりに、意思があるわけです。

そう思うと、逆にまだ7歳じゃないから、
お母さんと入りなさいと男の子に言うのも
良くないのかもしれませんね。

確か、この時父は、番台さんに
声かけていたような気がします。

いつも顔を合わせるおばちゃんもいて、
見ててあげるから大丈夫だよと
言ってくれたのもうっすら覚えています。



人に子どもを頼んでまで
行かなくてもいいやって
諦めてしまうのは
行きたいと思っている
あなた自身がかわいそうです。

もし、ゆっくり温泉に浸かりたい、
子どもも入れてあげたいと思う気持ちがあるなら
周囲の人も巻き込んで楽しめるように
工夫するしかないと思います。

友達同士の家族を巻き込んで
一緒に行くことで、
解決できるかもしれません。

子どもが本当に迷惑かけそうで
別れて入浴することが無理なら、
それができるまでは、
子どもを預けてもいいでしょう。

罪悪感を感じる必要はありません。

子どもが小さいから、
周りにお願いするのが悪いからと
遠慮していることで、
気持ちが落ち込んでしまうことの方が
よくないと思います。

社会のルールはその時々で
変わっていきます。


これから色んなことが変わってくると思います。

そこに文句を言っても、状況は変わりません。

どうやったら、その中で楽しめるか
気持ちを早く切り替えることが大事です。

シングルで異性を育てている親であっても
子どもが一人になっても
周囲の人を巻き込むことで
温泉、銭湯を楽しむことはできます。

これからの時代は、
そんなオープンな気持ちを持った人が
生きやすくなる時代だと思います。




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