コミュニティーナースの石鍋てるみです。
今日、来年の手帳を書き始めて
少し先に進んだページに、
20年先までのイベントや計画などを
記入するところがあって
思わず、手が止まってしまいました。
来年は、あれをやりたいな
仕事もどうしようかなとか
いきたい場所があるけどどうしようかとか
あれこれ考えた後に
このページで未来の予定を俯瞰する場面になったら
あれ？なんか時間軸がおかしいって気づきました。
行きたい場所もまだお金ができないから
慌てなくてもいいかって思っていたけれど
その先延ばしにできる期間が思った以上にないことを
実感してしまいました。
20年後私は80歳。
今、親は83歳になったけれど
70歳過ぎてからの親の健康状態を見ると
80歳であちこち元気に動き回れるように見えません。
しかも、毎日なんとか年金暮らしをして
暮らしている姿を見ると、経済的な余裕も無くなって
今私が理想とする老後の暮らしとは
かけ離れて見えます。
机上の計画で思い描いている自分のままの
エネルギー値で日々暮らしていくのは難しそうです。
20年後の自分の現実の姿を
急に見せられた感じになりました。
若い頃は20年先のことだって
まだ元気な自分が想像できてました。
でも60歳過ぎた私のこれからの20年は
できなくなることが増えていくのが自然の摂理。
身体を鍛えようと目標を立て実行しても
それは健康増進ではなくて、
維持するためとなるように
失う速度は加速していきます。
高齢者とこれまでたくさん接してきたからこそ
わかります。
20年後の80歳になった私はどうありたいのか。
今の仕事の行く末をどのように始末するのがいいのか。
1人で死んでいくときに
周りに対してできること、
やっておかなくてはいけないことを
計画的に進めておかないといけません。
よりよく毎日を生きていく計画と
よりよく死んでいく計画。
手帳に書き込む内容が
変化してきたように思えました。
拡大と統合。
自分の人生を整えていくということって
こうやって自分と向き合うことで
整理していくことなのかな。
私には、時間がない。
だから、今一番若いこの1日が大事。
行きたい場所、やりたいことは
一つでも多く叶えておきたいです。
