シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
今日は2022年2月22日と
2がたくさん並ぶ日ですね。
にゃん・にゃん・にゃんで、
スーパー猫の日だなんていわれてます。
コロナ禍でステイホーム生活の影響もあってか
一般社団法人ペットフード協会によると
飼育頭数調査では令和3年は増加して、
約894万6千匹となっているそうです。
うちの家族の中にも、
昨年犬が亡くなってからペットロス状態で、
猫を飼いたいという声が聞かれていました。
自宅にいることが多かった期間は
特にその思いが強かったようです。
でも、命を預かるのは
とても覚悟がいることです。
長期的に責任をもって飼えるかどうか、
お金もかかりますし、
家を留守にすることもできなくなります。
状況を考えると
なかなか踏み切れないまま、
今に至っています。
ペットの命の尊厳をめぐっては
様々な問題があることも確かです。
フランスでは動物愛護に関する
法改正案の可決により、
犬と猫はペットショップでの販売が
2024年から禁止となります。
日本でも、ペットの売買には
賛否両論あって、保護団体活動の方や
ブリーダー、販売業社などが
それぞれの立場で模索していることが
分かります。
近所のホームセンターでは、
ペット販売の場所がなくなりました。
譲渡会が開催されたりしています。
ペットは、私たちの心を
癒してくれる存在ですが、
同時にペットの心も癒す存在であることが
飼い主としては必要だと思います。
人間の都合のいい時だけかわいがったり、
やさしくするけれど、
余裕がない時はほったらかしというのでは
考えものです。
言葉を使うことができない
ペットの気持ちを想像しながら、
心地よい環境をつくろうとすることで
思いやりの気持ちが育ち、
愛情がわいてきます。
子どもと一緒に、
そんな気持ちを育てていきたいですね。
子どもが思いやりの気持ちや
他の命を大切に守る気持ちを育てたいから、
ペットを飼おうと決める家庭も多いと思います。
でも、一番はまず親がその気持ちを
持てているかが大事です。
親がペットと日々どう向き合っているかで、
子どもに伝えるメッセージが変わります。
親であるあなた自身が
他の命をどう扱っているか
考えてみましょう。
ペットへの向き合い方と、
育児態度はリンクすると思っています。
一方的な愛情を注ぐタイプ
過保護、過干渉なタイプ
放任、雑に扱うタイプ
不安、心配が強いタイプなど
自分では気づきにくいですが、
俯瞰して見るとどこかで
育児の躓きに通じるものが
見えてきたりします。
犬、猫などのペットだけでなく、
めだか、金魚、小鳥、お花、など
あなたが、他の命とどう向き合っているか
少し考えてみましょう。
自分の都合中心で関わるのではなくて、
相手の居心地の良い空間をつくろうと
気を配ることの毎日の積み重ねで
愛情は育っていくと思います。
結果、それがお互いの安心感になって、
信頼関係へとつながっていくと思います。
小さな動物、植物への関わりを振り返ることで
我が子への関わり方の
課題、ヒントが見えてくるかもしれません。