シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
もしも、あなたの子どもが誰かに
『変わった子だよね』
『みんなと違うよね』
と言われたら、どんな気持ちになりますか?
そんなこと言われたら、ショック、
傷つくという人もいれば
嬉しいと感じる人もいます。
もちろん、他人の感じることだから
特に何とも思わない人もいるかもしれません。
同じ言葉を聞いても、
起こる感情は全く違ってしまいます。
それは、あなたの観念の違いによって
起こっています。
みんなと違ってはいけない
外れてしまうのはいけないことだ
こんな観念があると、
ショックを受けたり、
悪いことだと感じてしまいます。
さらに、その思いが強すぎたり、
自分が傷つきたくない思いが強いと
子どもをみんなと同じことができるように
変えようと行動してしまいます。
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それを、正しいことだと思っているので、
子どものためにやっていると
自分の行動を正当化します。
育児の間違いは、このように
親の観念やエゴを
あたかも、子どものためにしてあげていると
思い込んでしまうことから始まります。
子どもへの愛情と
親が自分自身を正当化しようとする行動が
交じり合ってしまうことがよくあるのです。
親だって、未熟でまだまだ人間として
できない事や間違うことがあるし
傷つくことを恐れてしまって
時には、自分の本心と違うことを
やってしまうことがあるものです。
子どもを導く立場となっても
絶対的な存在にはなれません。
そう自覚しているかどうかが
育児には必要な気がします。
それが意識出来れば、
子どもをあなたの思い通りに変えようとは
しなくなるでしょう。
もしも、他人から子どもを評価された時でも
その人は、そう見えているんだなと
冷静に受け取ることもできます。
その人の思いはその人の考えであって
事実とは限らないと分かるからです。
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それでも、評価が気になってしまいがちな場合は
他人の言葉を、ポジティブに捉える
練習が必要です。
『変わった子だよね』
(個性があるってことは良い事だよね)
『みんなと違うよね』
(違う視点で見ることができる才能があるかも)
こんな風に、楽しくなるような発想をして
良い面を探す癖をつける練習です。
物事には必ず裏と表があるものです。
良い面を見つける癖を持てるかどうかで
育児の楽しさは全く変わってきます。
人は悪い方を探しがちです。
どちらが正しいかを追求すると
関係性は分断します。
どちらが楽しいかを追求する方が
関係性はよくなると思います。
私もつい正しさに意識が向いてしまいがちです。
でも、知っていれば気づけます。
【気づいたら治す】を繰り返すことしか
できませんから、気をつけています。
だって、人間だもの。(^▽^)/
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良いところ探しの方が楽しいはず。
あなたも練習してみませんか?