石鍋てるみです。
ここのところ、東京都では
『０１８サポート』や
高校授業料の無償化のニュースで
子どもにかかる教育資金について
考えさせられる話が続いています。
大学も子どもが多い家庭では
無償化？なんていう話題も出てきています。
育児には、教育にかかる資金は
どうしても家計を圧迫する大きな存在です。
親の年収によって
行きたい学校に行けないといったことは
あっては行けないと思います。
国が子どもの学ぶ環境を
しっかりとサポートするという意味では
無償化というのは
ありがたいことだとは思います。
ただ、高校がタダで行ける
というわけではありません。
私立に入れば、
授業料以外の資金は
それなりに公立よりも
かかってくるわけですから
どんなに、水準が高い高校へ進学したいという
意欲がある優秀な子どもがいても
その願いが叶えられるという条件には
なりません。
逆に、学ぶ目的もないのに
高校へ行くだけという子も
実際はいますから
そういう子どもに大事な税金を使うことが
いいものなのかも考えてしまいます。
高校進学だけが子どもの夢や
生きがい、進路に結びつく
手段ではありません。
年収が少ない家庭でも
医師になりたいと願っている子ども。
海外に留学したい子ども。
スポーツ・音楽・芸能・美術など
に興味がある子ども。
様々な進路場面でも
その道を進むための資金が
支援されるという方が
子どもの意欲とお金の使われ方が
マッチングするのではないかなとも思います。
だんだんと、高校・大学進学という道が
しない時代になっていますから
子どもがいろんな夢に向かって
自由に選択し進んでいけるような
支援を考えてほしいと思います。
『子育て支援』は親への支援重視でなく
『子ども支援』であってほしいと思います。
