シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
グレーゾーンの子どもたちは、個性的です。
私も、いろいろな楽しい子どもと接してきました。
電車が大好きな子でも、車両の名前を何でも知っている子、
路線図が好きな子、駅名を順番に覚えるのが好きな子
車内放送が好きな子、いろんなタイプがいました。
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アニメが好きな子でも、キャラクターが好きな子、
物語のシーンに興味がある子、声優さんが好きな子
漫画家が好きな子など、様々です。
ゆっくり話したり、観察していないと、
同じものを見て楽しんでいるように見えても、
その子の興味のポイントはバラバラです。
『この子は電車が好きなんです』と言っても、
その先にある、何を面白がっているのかまで
わかっていない場合があります。
子どもの気持ちに寄り添って、よく見たり聞いたりしていると
子どもの見ている世界が感じられるようになります。
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今日のアドバイス
子どもになって、考えてみる。
子どもが見ている世界を、共通に理解できることで
子どもへの話し方や、態度が変わってきます。
お互いに、わかりあっている事柄を
増やしていくことで、コミュニケーションの中に
誤解が少なくなってきます。
生活の中で、当然わかっていると思っていることが
実は子どもにはわかっていなかったことってあるものです。
保育園でも、まねっこが得意な子は、
散歩に行くときに帽子をかぶるよというと
みんなと一緒に、帽子を取りに行きます。
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でも、違った時と場所で、その子一人に、
「帽子持ってきて」とお願いすると、迷ってしまうのです。
【帽子】そのものは理解していなくて、
散歩の前に取りに行くものだったり、
友達が取りに行ったからまねしてできていたなど、
他の状況が、あたかも自分でできている行動として
見えてしまっていたのです。
【帽子】という"ものの名前”や、それは"はくもの”でなくて、
"かぶるもの”と表現されることなど、
生活の中で丁寧に共通の認識ができるように
確認していくことも必要です。
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上手くコミュニケーションがとりにくいとか違和感がある場合は
どこかに、子どもが理解できていない理由があります。
子どもを、治そうとするのではなくて、
受け入れて、子どもができる方法を一緒に探していくことが
サポートになってくると思います。
子ども一人ひとりに興味の持ち方や、
考え方の癖など、みんな違っているので、
本当にその子のオリジナルの支援方法は
お母さんにしか、作れないと思います。
我慢強さも必要な作業が、ぜひ、取り組んでみてほしいです。
子どもの心が受け入れられると、
何とも言えない嬉しさが体験できます。
一緒に、考えていきませんか?