シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
今朝はいつもより1時間早い、
4時半に目が覚めてしまいました。
朝時間に余裕があると、やっておきたいことを
先に済ませることができるので
一日中ゆとりができて得した気分になります。
育児中は、自分だけの都合で時間管理できないですよね。
出かけようとしたら、うんちされちゃったとか、
飲んでいた牛乳をこぼされちゃったとかで
急な着替えに時間をとられたりすることは
経験しているのではないでしょうか。
そんな急なハプニング時でも、慌てないように
育児中の時間管理には、工夫が必要です。
子どもがいなかった時の時間設定よりも、
早めに設定するように、意識を変えることが
必要だと思います。
あなたは、待ち合わせの時間が5時だとしたら、
その場所に何時に着くように設定するでしょうか。
ピッタリ5時に合わせる、10分前、15分前、
多少遅刻してもいいだろうと考え、大体5時前後など
その人によって、時間の観念がちがいます。
時間に対しての考え方は、その人の癖になって
しまっています。
いつも、遅刻する人って大体決まっていませんか?
絶対遅れない人も決まっています。
子どもと行動を共にする育児中は
この時間感覚をうまく切り替えないと、
常に時間に追われてしまう生活になります。
今までの、自分だけの時間感覚ではなくて
15分から30分は、前倒しで行動するくらいの
余裕は持てるように設定できるといいと思います。
いつも、慌てている親の姿や
遅刻する場面を子どもに見せることは
子どもの時間に対する考え方に悪影響を与えます。
親が遅刻を繰り返すのを、子どもが一緒に体験していると
時間に対しての関わりがルーズになって
その子どもも、時間を守れなくなってしまいます。
親がやっていることは、全て肯定的に受け入れてしまいます。
遅刻してもいいんだというメッセージを
受け取ってしまうのですね。
時間を守ることは、約束を守ることです。
約束を守れる人は、人から信頼されます。
毎日の小さな約束事を守ることの積み重ねが、
その人の信頼を高めます。
どんなに、いい子であっても、
人から信頼されない子どもでは幸せになれません。
時間を守るというスキルは、必ず必要です。
時間に追われるのではなくて、
ゆとりを持って、時間を使いこなす姿を
子どもに示してあげてほしいと思います。