シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
今も公園デビューっていう言葉はあるのでしょうか?
私が育児していた頃は、
この言葉がもっと出回っていたような気がします。
その頃よりも、習い事や、サークル、
公共の遊び場(あまり地域性がない)
サービスが増えて
頻繁に公園で顔を合わせる機会が
少ないかもしれません。
仕事を持つお母さんも多くなりましたから、
毎日、同じ時間に公園に散歩に行くことも
少ないでしょうね。
もはや死語でしょうね。
私が、公園デビューしたころ
いつの間にか、グループができていたりして、
なかなか、気まずい思いをしたことを
覚えています。
何となく、はじめは子どもと遊んでいても、
そのグループのことが気になって
落ち着かない。
人見知りだったり、
逆に自分と仲良くなれないタイプの
人たちだったらどうしようとか
余計な警戒心も邪魔をして、
自分から溶け込むことができずにいた事を
思い出します。
それでも、何度か顔を会わせていたり、
子ども同士が砂場なんかで
遊び始めたのをきっかけに
話し始めることができて、
こんな私でも、ママ友ができました。
でも、中には、考え方が合わないなとか、
ちょっと、嫌な思いをした経験もありました。
人間関係では、避けられないことですよね。
自分と合わない人がいて当たり前です。
どうにか、仲間でいたいという
執着が強くなってしまうと、
自分を変えてまで、
その人達に合わせなくてはいけないという
変な状況になっていることがあります。
誰かの噂話などに、いつの間にか参加していたり
愚痴を一緒にこぼしていたり。
そんなところに身を置いているだけで、
私は、自分が気持ちよくいられないことに
気がつきました。
疲れるし、自分が嫌な人間に思えてしまいます。
それから少しづつ、距離を調整して、
自分を変えずにいられる人と
つながるように意識してみました。
自然とグループからは外れて
孤独な感じにもなりましたが、
気持ちはグッと楽になったのを覚えています。
あなたは、今ママ友がいますか?
無理して、自分を変えて接していませんか?
自分を変えなくても、
今のあなたにあった友達ができます。
自分軸で、友達を選んでいいんです。
【類は友を呼ぶ】です。
そのあと知り合った
信頼できるママ友の存在は、
育児中にはとても助けられました。
私は仕事をしていたので、
急な保育園のお迎えをお願いしたり、
交代で休日に子どもを預かったりすることも
よくやっていました。
本当に、この時期に助け合える
ママ友がいたことで、
育児の大変さを乗り切れたと思っています。
最近、地域のイベントに出かけても、
知り合いでなければ、話しかけたり、
挨拶をしあったりとかが、
少なくなってる気がします。
同じくらいの子どもを持つ親同士でも、
全く挨拶も交わさず見守りするだけの姿を
よく見かけます。
私はもったいないなと感じます。
人間関係をつくる時、
少し勇気がいるかもしれません。
でも、そこで知り合った人があなたにとって
大事な人になることもあります。
もしあなたと合わない人なら、
そこで終わりの関係になっても当たり前です。
少しの縁を大事にして、まずは
声を掛け合ってみてもいいと思います。
あなたに知り合いができれば、
子どもの世界も広がります。
あなたが、裏表のない態度で
人と接しているところを
子どもはよく見ていると思います。
人を信じて関わる事の
お手本として見ていますよ。
素敵な仲間づくりをしてくださいね。