シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
夕べの地震は、怖かったです。
あなたのお住いの地域は大丈夫でしたか?
夜の10時41分頃、東京23区で震度5強以上の地震がありました。
震源は、千葉県北西部でマグニチュード6.1ということでしたが、
地鳴りと、かなりの横揺れを感じました。
たまたま、一人暮らし中の次男が会社の有給で、
帰ってきていたので、家族全員がすぐ、
リビングに集合できたので、心強かったです。
災害時は、すぐに家族の安否確認が取れるだけでも
安心感が違いますね。
これが、昼間だったらと思うと、
被害はもっと大きかったでしょう。
東京は、帰宅困難者も多かったようですし、
マンションのエレベーターの閉じ込めや、
今朝の通勤時の混乱をみると、
本当に、災害に弱い地域だということも
実感します。
本当に、私たちは災害と紙一重の生活をしていることを
実感します。
もう一度、災害時の見直ししないと
いけないなと、反省しています。
今回、やってて良かったなと感じた事がありました。
それは、食器棚の耐震ラッチです。
これが今回しっかり作動していたのです。
今朝、お皿をとろうと、
食器棚の扉を開けようとしたら、
開けられない。
(なんで?)と思ったところで、
この耐震ラッチの存在を思い出しました。
はじめて、これが、作動していましたから、
やはり、大きな地震だったんだと思います。
しっかりと、食器棚の扉がロックされていて
いざという時の食器の破損、飛び散りは
こうやって避けられることが分かりました。
解除の方法をのしっかり忘れてしまうくらい、
日頃耐震ラッチの存在を意識していなかったのですが、
本当につけといてよかった。
でも、大きめの思いお皿や、
ガラスのコップなども置いてありますから、
耐震ラッチが作動するとしても、
さらに、安全対策はしておかなくちゃと思いました。
これを機会に、置き場所を変えたり、
滑り止めのシートを敷こうかなと思ってます。
あと、入浴後でパジャマ姿だったので、
あわてて、着替えをしたのですが、
これが、寝室で夜中だったらと思うと、
着替えの一式は枕元に置いておこうと思いました。
靴も置いておく方がいいといいますよね。
このあたりの習慣も見直そうと思います。
子どもが小さいうちは、特に親の負担は大きいです。
災害時の必要物品だけでも多いのに、
避難となったら、子どもの抱っこやおんぶも必要です。
体力は、絶対に大事。
そして、必ず、誰かの助けが必要です。
日頃から、ご近所と仲良くして、
いざとなったとき、助け合えるように
心がけた方がいいですよね。
とにかく、地震はいつ来るのかわかりません。
もしかしたら、東日本大震災の時のように、
この地震の後に、巨大地震が来るというパターンも
あります。
子どもと離れている時間に起きることもあります。
すぐに,会うことができないかもしれません。
ある程度、自分で行動できるようになったら、
いざというとき、親のところに戻るというよりも、
まずは、自分の命を自分で守るという判断ができるように、
話しておく必要があると思います。
そして、時間がたっても、必ずお迎えには行くからと
安心させておいてほしいと思います。
東日本大震災のとき、家族と会えたのが、
翌日の昼間だった子どもがいました。
友だちが、次々とお迎えがくる中で、
じっと待っていたその子は、
とても落ち着いて過ごしていました。
絶対に両親がお迎えに来ると信じることが
できていたのです。
子どもにも、自分をしっかり保つという気持ちが
備わっています。
いざという時、親との信頼関係が不安感を少なくします。
この機会にもう一度、子どもと災害時について
話しておきましょう。