グレーゾーンの子どもへの対応 コミナスブログ

小さなできた!を集めよう

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。



今日は春分の日ですね。

『自然を称え、生物を慈しみ、将来のために努力する日』

こんな思いがあって、国民の祝日になっているのですね。




この日を境に、昼の時間が長くなるとされるので、

暖かく、生命力を感じる季節に入って、心もウキウキします。


年長さんは、卒園式も終わって、いよいよ小学校の入学へと

気分が盛り上がっているようです。


『ランドセルは、ピンク色なんだよ』とか、

『○○ちゃんと同じ学校にいくんだ!』と

はりきって教えてくれる子もいっぱいいます。

本当に、楽しみにしているんだなとみていてもうれしくなります。




その反面、時々、お母さんから、

「これが自分でできないと学校にいけないよ!」とか

「1年生はみんなできるんだよ!」なんていうセリフが出ていることも・・・。

お母さんとしては、子どもが困らないように!との思いからのセリフですが、

焦って脅してしまうとお母さんの本心は子どもには伝わりません。



また発達障害グレーゾーンの幼児の中には

言葉を字義通りに受け取る子どもがいます。

そういった子どもは「自分は学校にいけないんだ」

「自分だけできないなんて一年生になりたくない!」

傷つきパニックになることもあります。



親としては、小学校はもう、ずっと大人が手助けすることができない

環境であることがわかるので、

自分でさっさと着替えることや、朝のお仕度、顔を洗って歯磨きすることなど

ある程度の、身辺自立はできていないと、心配になります。



(学校に行って困ったことにならないように

せめて自分のことは自分でできてほしい。)


そんな思いから、いつも以上にできていない部分に注目してしまい、

どうにか、入学までにクリアしておきたいといきなり指導を始めたりします。



あと、半月余りで、入学だと思うと、焦ってしまいますよね。



しかも、今までで自分でやれていたはずのことを、

「ママ、やって~」「手伝って~」「できない!」という

一見甘えているような言動も増えたりして、

このままで大丈夫かと心配になったりもします。



お母さん自身も、不安が募って、焦ってしまい、

つい、さっきのような脅しの言葉を使ってしまいたくなります。

でも、脅しの声かけは子どもの不安を煽るだけのことが多いのでやめましょう。




今の時期、小学校に行くことを本当に心から楽しみにしている

子どもだけではありません。



発達障害グレーゾーンの幼児の中には変化を嫌い新しい環境が苦手という

子どもがいます。



なかでも、「ママ、やってー」と自分でやることに

消極的になり、甘えが強くでてきて依存的に見えるタイプの子どもは

不安を感じやすいため、甘えっぽくなったり、

ぐずぐずしやすくなったりします。




そんな子どもの様子を見て、お母さんは焦ってはいけません。

お母さんの気持ちはすべて、子どもに伝わります。

それは、子どもの小学校へ行くことへのプレッシャーに繋がります。

脅すのはやめてくださいね。



子どもと一緒に不安を感じたり、焦ったりしなくても大丈夫です。

子どもにも、力は備わっていますから、

その力を信じて、邪魔しないようにすればいいのです。



すでに自分でさせようと取り組んでいるけどなかなかうまくいかない

そんなお母さんはやり方を変えてみるのがいいかもしれません。


焦らず、着実に、子どもを信じ、励ましながら、4月を迎えましょう。

今日のアドバイス
子どもの、できていることを当たり前だと思わずに、
具体的にこまめにほめる。



「着替えなさい!」「歯磨きしなさい!」と指示を出してしまって、

子どもの行動の先へ先へと、要望を並べていませんか?



そして指示を出した後、子どもがぐずりだしたり手が止まったりしたときに

初めて声をかけているなんてことないですか?



それも、「なにしてるの?」「なんで、やらないの!」なんて、

できないことの意味を問いただすような声掛けです。


この順番だと、大体ネガティブな感情で終わりを迎えます。

これからは、子どもの今の行動で、

いいところ、できている好ましい行動を見つけてほめる。



夢中になって遊んでいる姿があれば、

「楽しそうに、遊べているね。
      おかげで、ごはんの支度ができて助かったよ。」


ちょっと、おもちゃを箱にポイっと投げ込んだ姿を見たら、

「ちゃんと、おもちゃを箱にしまうことができてるね。
 ありがとう。」


こんな声かけで、自分の行動を成功体験としてインプットしていきます。

子どもが無意識にとった行動の中に、好ましい行動が絶対にあります。

そこを上手に見つけ、認めてあげましょう。





何か、子どもに行動してほしいことがある場合は、

特に発達障害グレーゾーンの幼児には、わかりやすい指示が鉄則です。

子どもにわかりやすい指示とは、

行動を細かく分けて、指示を出していく方法です。

小さなステップを積み重ねて、到達していくイメージ
です。



例えば着替えなら「このパジャマのズボンから脱ごうか」

「次はシャツを脱ごうね」「靴下はどっちの足からはく?」

といった具合に、一つの指示を分解して具体的な行動を簡潔に伝えます。




このステップの大きさは、子どもの記憶力、集中力などで加減します。



そして、必ず、『できた!』というところで、

終わりになるように組み立てられるとベストです。



ちょっと難しいなというところは、補助をしながら一緒にやって、

『できたね!』を共有します。
 

最初と途中でこまめに具体的に褒める!

「すごいね」「できたね」もいいのですが、

何が、できたのか、頑張れているのかを、伝えてあげる

子どもの中で、好ましい行動や、自分でできたことは何なのかが

理解しやすくなります。




そのうち、子どもが、自分から好ましい行動をとろうとすることがあります。



全部ができなくても、自分から着替えをとりに行こうとしたり、

洗面所に向かったり・・・。



そんな時、当たり前だと思わずに、着替えしよう、はみがきしようと

自分が判断できたことを、褒めます。



(それでいいんだよ、できているよ、ママは見ているよ)と

実際、お母さんがいないところでも、心にうかび

自分の行動に自信が持てるようになります。



ここで、最後に『大切な絶対にやってはいけないこと』を追加しておきます。

私もまだまだ時々やってしまいそうになることなので、

あなたにも注意してほしいことです。


それは、

せっかく褒めた後に「もうちょっと早くできたらいいね」

「また次もがんばってね」など、

余計な一言を発してしまうことです。



ついポロっと言ってしまう大人目線の余計な一言。

子どもを、コントロールしようとする大人のエゴが出ています。

これは絶対禁止です! (なかなか難しいですが)


会話の最後は「褒め」で終わりましょう。



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