シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
私は、発達障害児、グレーゾーンの子どもたちと接していて
わからなくなることがあります。
本当に、その子が必要としている手伝いができているのかどうか・・・。
そんな時、読みたくなる本があります。
自閉症の東田直樹さんが書いた書籍たちです。
彼が、中学生の時に書いた
『自閉症の僕が飛び跳ねる理由』
その後次々出版された中の
『あるがままに自閉症です』など、
これらを読むことで、見えてくる世界が広がる感覚があります。
自分の考え方、見方は
勝手な解釈でしかないということに気がつきます。
支援者は、つい、子どものできないところを見つけて、
そこを治してあげよう、助けてあげようとしてしまいますが、
本当にこどもが助けてほしいと思っている事とは
ずれてしまっているかもしれないのです。
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彼の心の世界に寄り添うことで、いつもたどり着く
支援者に大事なことがあります。
今日のアドバイス
子どもには笑顔で接する。
どんなに、子どもによい支援をしたとしても、
子どもに笑顔を向けられなければ、
安心感、やすらぎ、信頼などは生まれません。
その支援を子どもが受け入れてくれないかもしれません。
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どんな子どもも、お母さんが辛そうにしていたり、
真顔で接してもらうよりも、
微笑み、笑顔を向けられること、
楽しそうにしていることを、うれしいと思うはずです。
東田さんも、僕がしてほしい援助として、
「笑顔で接してください」とあげています。
これは、特別な知識も要しませんし、お金も要りません。
万能な一番の援助だと思います。
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もしも、子どもの前で笑顔が少ないなと感じるなら、
今すぐやってみてください。
不思議と、子どものことをそのまま受け入れるような
やさしい気持ちになってきます。
たった一つの簡単なことであっても
常に気をつけるのは難しいものです。
でも、このことが、一番の子どもの支えになることを知っていれば、
意識することはできます。
まず、やってみてほしいと思います。
そして、この本を一度読んでみることをおすすめします。