コミュニティーナースの石鍋てるみです。
ハッピーライティングマラソンの今週のお題は
『ふり返ってみると、
あの選択が転機だったなと思うことは?』です。
今振り返ってみれば
国立がんセンターを辞めようと決めた時だったかもしれません。

それまで、子育てしながら
がんセンターで仕事を続けていたのですが
がん看護、特にターミナルケアに
興味が強く、ずっと、
がん看護に携わっていきたいという思いが強かった時期でした。
それが、どうしても育児との両立が
難しくなってきて
移動を願いでようか
辞めて新しい職場を探そうかと
考えていたところに
小児がんの子供に関わることになりました。
子供のターミナルケア。
高齢者のターミナルケア。
そこに共通するものは
その人が最後まで尊厳を待って
納得できる形で死を迎えることができる人と
できない人がいるという現実でした。

高齢者であっても
文句ばかり言って周りを不快にさせ
自分ばかりのことしか考えられず
家族に見放されて死んでいく人もいれば
子供であっても
周囲に思いやりを持って立派に最後を迎える子供もいました。
人が自分の人生をいい人生だったと納得できるためには
そこに至るまでの物事の捉え方だったり
思考の癖のような観念が影響していると
考えるようになりました。
自分にとって納得できる最後を迎えられるかどうかは
幼少期に作られる観念が大きく影響しているような
気がし始めたわけです。
そして、私にも子供が生まれていて
この子達をそんな一生を迎えてほしいとなった時に
どんな関わりをしていくべきなのかに
興味が強くなっていったのです。

それから、育児について学び
発達心理学、家族療法などの
学びにつながっていくことになります。
そして、そればまだ
子育て支援という仕事に携わることに
つながっているわけです。
ふりかえれば、あの決断が
今につながっているということに気付かされました。
