コミナスブログ

自分を守る選択肢

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コミュニティーナースの石鍋てるみです。

子育てをしていると、
「想定外」は日常の中にたくさんあると感じます。

熱を出す、予定が狂う、思い通りにいかないなど
それは決してあなたの“失敗”ではなく、
子どものせいでもなく、
暮らしの一部で当然起こりうることです。

妊娠や出産に関わることも、
同じように「想定外」が起こり得るものだと思っています。

今月2日に緊急避妊薬『ノルレボ』が
市販薬として販売開始されました。

ノルレボは、避妊がうまくいかなかった場合、
望まない妊娠の機会などに、
妊娠を防ぐために服用される薬です。

常用するものではなく、
あくまで「緊急時の選択肢」とされています。

賛成・反対、さまざまな意見があることも事実です。

どちらの立場にも、それぞれの背景や思いがあります。

私は、この薬を「使うべき」「使わないべき」と
決めつけたいとは思っていません

ただ、存在を知っているかどうかで、
その時の心の余裕は大きく違うのではないかと感じています。

何も知らないまま一人で抱え込むより、
「こういう選択肢がある」ということが
万一の時の判断材料になります。

それは、未来の自分を守る行為でもあり、
これからの暮らしを大切にすることにもつながると思うのです。

育児を応援する立場から見ると、
親になる前の選択も、親になってからの選択も、
どちらも尊重されるべきだと感じます。

子どもを迎える準備ができるタイミングは、
人それぞれです。

家族の形も生活の事情も、一つではありません。

緊急避妊薬についても、
使う・使わないを決めるためではなく、
「知っておく」という形で、
静かに共有される社会であってほしいと願っています。

世の中には、さまざまな生き方や事情があります。

自分の身体を売る女性もいます。

そこに至るまでの背景には、
経済的な事情、孤立、不安、
そして「自分にはこれしかない」と
思わされてきた過程があることも少なくありません。

そのような女性の中には
望まない妊娠に苦しむ女性もいます。

私は緊急避妊薬をめぐる話題を、
単なる「性」や「若者の問題」として
切り離したくありません。

緊急避妊薬は「軽く選択するための薬」ではなく、
自分を大切にするための選択肢であってほしいと感じます。

自分をどう扱うか、
どこまでを「許していい」と思うか。

その感覚は、思春期になって突然身につくものではなく、
乳幼児期の関わりの中で、
少しずつ形作られていくのではないでしょうか。

泣いたら応えてもらえる
不安なときに守ってもらえる
大切に扱われていると感じる

そうした経験の積み重ねが、
「私は大事にされていい存在だ」という土台になります。

その土台があるからこそ、
無理な関係に違和感を覚えたり、
自分を粗末に扱われる場から
距離を取ろうとする力が育ちます。

育児とは、
今この瞬間を乗り切るためだけのものではなく、
その子が大人になったとき、
どんな選択をするかにも
静かにつながっていくものだと思います

自分を大事に扱うことができる子供を育むこと。


これは育児の中でとても大事なテーマであり、
その延長線上に、こうした薬の位置づけも
あるのだと思っています。

緊急避妊薬は、
命を軽く扱うためのものではなく、
自分を守るために存在してほしいと思います。

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