シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
あなたは、風の時代ってきいたことがありますか？
占星術の詳しい方や、最近はそうでない方でも
きいたことがある人が多いかもしれません。
私は、個人的に2年ほど前に知って、本当にここ数年間は
この風の時代への変化を感じざるを得ませんでした。
2020年12月22日から本格的に始まった風の時代ですが、
あなたも実感できることが多いのではないでしょうか。
土の時代では、金銭・物質・権威等が重視されていたといわれ、
対して風の時代では、知性・コミュニケーション・個人等が
重視されるようになるといわれています。
若い人を見ても、ミニマリストをはじめ、
あまりものを持たない人や、シェアリングのサービスも増え
物の所有に価値を持たない生き方をしている人が
多くなってきています。
定年まで安定して仕事が続けられると思っていた
大企業が倒産したり、
それまで、隠されていた不正が暴かれたりと、
いろんな動きが出てきています。
これから時代は、「風」が目に見えないように、
情報や知識、つながりといった形のないものが重視される
世の中へと価値観が大きく変わるといわれています。
オンライン化、SNSなどが一気に広がり、
こんな私でさえも、ZOOMでの研修などが
増えて、自宅で学べることがわかると、
今まで交通費を払って会場まで行っていた時間が、
何だったんだろうと思うくらいです。
授業を受けるだけなら、有名な先生の授業が
自宅で受けられることを知ってしまうと、
相性のあわない先生のつまらない授業を受けに行くのが
無意味に感じてしまう気持ちもわかります。
土の時代では、成績や学歴、社会的地位、収入の多さなどで
評価されていたことで、生きづらさ、息苦しさを感じていた人がいます。
みんなと同じであることを、求められ、できて当たり前だといわれ、
人と違うことが、いけない事のようにジャッジされてしまう世の中で、
社会的にこうあるべきだという縛りが多い世の中でした。
この地の時代で、生きづらい人は、生き抜くために
うつ病になってしまったり、引きこもりや、不登校などの方法で，
じっと身を守っていたのかもしれないと思うのです。
いよいよ、風の時代では、自分らしさを出すことが、
時代にあった生き方になり、そのことをジャッジしない世の中に
変わっていくので、それまで、生きづらさを抱えていた人が、
いきいきできる世の中になるのではないかとワクワクしています。
発達障害の子どもたちが増えてきているといわれていますが、
私は、風の時代には、この子どもたちこそがすごい力を
発揮するから、増えているのではないかと思っています。
土の時代の学校教育などにはおさまらない、
個性を持った子どもたちですが、
風の時代では、個をしっかり持てるこの子どもたちを
大事に育むことで、良い社会が生まれてくると信じています。
今日のアドバイス
今までの価値観を捨てて、新しい価値観を受け入れる。
私たち大人は、子どもの育ちを邪魔せずに、
今までの常識を手放し、一度リセットして新しい価値観を
つくっていかなくてはいけないと思います。
いつも、時代の流れに敏感なのは、子どもや若者たち。
私は子どもたちから、いろんなことを学ばせてもらっています。
それは、新しいことばかりでなく、大人になるほど忘れてしまっていた、
人としての大事な価値観だったりします。
子どもたちと遊んでいると、
本当に大事なことは何なのかを思い出せるのです。
