シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
あなたは、育児が始まって、お金の使い方は変わりましたか?
結婚して、夫婦で共稼ぎの人が多い現在ですが、
給料2人分となって、収入が増えたように感じてしまったり、
家計を、誰が中心に行うのかなど、お金管理の変化で、
最初は考えることも多いでしょう。
特に、子どもができると、育児グッズ、おもちゃ、
お祝い事など、私たちが楽しくなるようなものが目につきます。
つい、子どものためとばかりに、お財布のひもが緩みがちになります。
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夫婦でも、お金の考え方、使い方が違って、
自分は節約しているのに、夫はコンビニばかり使っているとか
小さな支出ほど問題になることもあります。
生活費はもちろん大事ですが、子どもを育てていくことになった親は、
やはり、子どもに教育を行っていく準備はしなくてはいけません。
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近年、教育費の無償化がすすめられてきていましたが、
実際、新型コロナウイルス感染症や、景気の変動などで
国の予算の状況によっては変化していくこともあるかもしれません。
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やはり、親が子どもの将来に向けて、
少しづつお金の準備はしておくことは重要でしょう。
私も、5人の子どもを育ててきて、
お金が支払えるという安心感を持っていることが、
家族の安定に大きく影響するということを実感しています。
修学旅行費、給食費、部活動など、
無償化の対象となっていない支出だけでも、お金はかかります。
金額は小さくても、即日払いです。
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子どもが小さいうちが、お金の貯め時といわれます。
これは本当にそうでした。
もっと余裕があれば、教育の内容は変わっていたと思います。
グレーゾーンの子どもは、個性的ですから、
公立学校の教育には、物足りなさを感じたり、
適応しにくかったりすることがあるかもしれません。
他に子どもにあった教育の場が見つかるかもしれません。
そんな教育を選びたいと思っても、お金が必要です。
お金をかけずに、教育できる方法も、
これからは増えてくるとは思いますが、
教育費をできるだけ確保しておくだけで、
子育てに余裕が生まれます。
今日のアドバイス
少なくとも、収入の1割は、教育費として確保する
児童手当など、0歳から中学卒業まで、必ずもらえる手当などは、
そのまま、使わず積み立てる。
教育費無償化に、なったけれども、なっていなかった場合の支払い分を
払ったと仮定して、積み立てる。
これらを、別に考えて、収入の1割から教育資金として用意しましょう。
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もちろん、これ以上確保できることが理想です。
きょうだいがいる場合(予定している場合も)
さらに必要かもしれません。
子どもの進路によっては、使わずに済む場合もあるでしょう。
不足した場合があったとしても、
教育費以外の、貯蓄を準備しておけば、そこで賄えたり、
仮に教育ローンを必要としても、金額を少しでもひかえる
手助けにはなってくれます。
子どものおもちゃや、洋服など、買ってあげたくなって、
かわいいからつい手を出してしまいますが、
もしも、教育費を確保せず、買いすぎてしまっているなと思う人は、
ここで、もう一度見直してみて下さい。
資金つくりには、専門的に学べば良い方法はあると思います。
でも、目的にあわない無駄な出費を減らすという考え方は、
大事だと思います。
そして、いざという重要なものには、惜しまず喜んで支払うという、
メリハリをもった使い方ができるといいと思います。
将来、絶対に、『今お金があってよかった』
という日がやってきます。
一方で、私がもう一つお伝えしたいのは、
お金をかけなくても、子どもはちゃんと育つということ。
教育資金を気にするあまり、
『子どもがもっと欲しいけど、あきらめた』
という夫婦の声もよく聞きます。
子どもは、自分で成長する力があります。
教育レベルが高いことと、
その子どものレベルが高いことではありません。
子どもを育てる事と、教育をすることは
同じようで全く違うことなのです。
授かった命を守ろうとすれば、
何人でも育てていくことは可能だと思います。
お金にコントロールされないで、
本当に大切な物を手に入れてほしいと思います。