コミュニティーナースの石鍋てるみです。
先日のブログで触れた、
毎週水曜日に活動している、
『ろくまる見守りウォーキング』が
足立区からアジア福祉教育財団の活動への
協力に依頼があった件で
今日がその当日でした。
アジア6カ国から総勢14名が
バスに乗って集合しました。
活動時間をいつもより早め
一緒に地域の見守りと清掃活動を
行いました。
タバコの吸い殻やコンビニの包装
空き缶などで汚れている道を
清掃しながら進む最中
視察の方々に自国と比較してどう感じるか
伺ってみました。
香港より綺麗ですって言ってくれました。
本当なのかは分かりませんが
まだ、この辺りは比較的
きれいな町と思って良さそうです。

活動が終わって短時間でしたが
意見交流会がありました。
グループの代表が残念ながら欠席だったので
副代表の私と明治安田生命、
包括支援センターからの代表の3名で
『ろくまる見守りウォーキング』が
どのような背景で
立ち上がったのかという経緯や
現在の活動状況、
活動の意図といったものを説明しました。
高齢者の孤立化を課題としている
アジアの国々の方ですので
地域住民のコミュニティ活動が
その課題解決に向けて
どのような効果があるのか
どのように運営されているのかに
興味があるように感じました。
この活動を行う上で
スポンサーはいるのかといった質問や
住民から立ち上がった活動に
どのような経緯で企業との
つながりができたのかといった
質問があったことから
このような活動には
お金がかかるイメージがあるのだとも
感じました。
日本に比べ高齢者への支援に対して
厳しい状況の国々もあって
このように地域住民が自分たちの力で
支え合えるようなコミュニティは
参考の一つとなるのかもしれません。

実際に活動しているメンバーは
それぞれ参加理由は違っていると思いますが
自分のできる範囲で
社会を良くしたいという
気持ちを持っているという点は
共通しています。
私たちがやっている活動なんて
大したものじゃないのに
大袈裟じゃないのかななんて
メンバー同士で話したこともありました。
けれども
外国の福祉に関わる方々から
興味を持ってもらえるような
活動ができているということを
改めて知ることができて
嬉しく思いました。
私もコミュニティナースとして
自分は参加しているという確認もできたし
この活動のあり方について
見直す機会になってよかったです。
最後、別れ際に
私と写真を撮ってほしいと
追いかけてくれた方がいました。
私って好かれちゃってる?って
嬉しくなって一緒に並んだところで
通訳の方が言うには
その方の住んでいるお家の隣の人に
私が似ているからということでした。

やっぱりそんな感じですよね〜。
浮かれた自分が恥ずかしかったです。
アジアのどこかにこんな顔の人いるんだな。
あっという間の時間でしたが
楽しかったです。