石鍋てるみです。
令和4年(2022) 人口動態統計月報年計の結果で
出生率の低下も当然不安材料ですが
同時に死亡者数の急増の方も不安です。
令和4年の死亡数は 156 万 8961 人で、
前年の 143 万 9856 人より
12 万 9105 人増加しているという報告でした。
死因を見ると、病気、事故だけでなく
男は10~44 歳では自殺、
女は10~34 歳では自殺が大きく占めています。
少子化に追い打ちをかけるように
若い世代が、亡くなっているということは
これからの日本は誰が支えていくのか
かなり深刻な問題です。
せっかく、生まれてきた子どもが
人生の始まりで何らかの生きづらさを感じ
自分で命を絶ってしまうというのは
何かが間違っているとしかいえません、
せめて、自分に与えられた命を
最後まで生き抜いていける社会を
作っていきたいものです。
東京都知事選も近づいてきました。
今後の政治のあり方について
自分なりに考えて
しっかりと選択していきたいけれど
何を基準にして選んだらいいのか
正直難しいです。
そんな中、
立候補者を脅すといった事件も起こっています。
アンチ政治家を語る人も多いです。
トップに立つ人に対して、
過大な期待したり、
非難したりということも起こりがちですが
自分のコントロールできない部分のことは
いきなり変えていくことなんてできません。
残念ながら、国、行政の方針に
従わざるを得ないのが現実です。
私たちの生活は
政治家に頼らざるを得ない部分は
もちろん多いですが
それでも、自由が許されている日本では
自分の力でコントロールできることは
まだあるはずです。
自分の生活維持に向けて
行動をとっていくこと、
考えていくことは
個人でもできることで
大事なことだと思っています。
生活費を稼ぐこと、
節約すること
健康寿命を伸ばすことなど
自分がコントロールできることは
たくさんあるはずです。
国、政治のせいばかりにしていても
何も変化は起こりません。
自分で何かしら対策を打っていかないと
人生を自分のものとして
コントロールしていけないと思います。
自分で自分の人生を
作っていけるんだということを
若い人には伝えていきたいです。
少子化対策も大事ですが
どうしたら、若者が生き生きと
生きていける社会にできるのか
考えていきたいです。
大人たちが、楽しそうに生きていない
ネガティブな話題に満ちた社会を見れば
未来への夢は無くなりますよね。
老後にワクワクする目標が持てなければ
そこを目指そうとも思えません。
子どもをどうするかよりも
大人がどう変わっていけるかが
課題のように思えます。