コミナスブログ 子どもの病気

大変だけどもう一日様子を見ましょう。

更新日:



シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。



冬に流行する感染症で、感染性胃腸炎があります。

ノロウイルスやロタウイルスといった、

ウイルス性のものが多いのですが、

今年は例年に比べて、発症が少ないようです。



感染対策で、例年よりもマスクや手洗いが

徹底されているからでしょう。



特にノロウイルスなどは、感染が広がりやすく、

先日も、ひとりの子が嘔吐しました。



直ぐに帰宅できたのですが、

この時に同じ教室にいた、4人の子どもが

2日目以降くらいから、下痢や嘔吐で、

欠席するという事態になってしまいました。



嘔吐物の処理の仕方を、

毎年練習した人がすばやく処理し、

換気や消毒も徹底したつもりで行っても

そのくらい感染力が強い感染症です。



あなたも、今まで嘔吐や下痢などで

辛い思いをしたことはありますか?



そんなとき、症状が落ち着いたからといって、

すぐに職場に戻ったり、普通の食事をとることは

できたでしょうか?




忙しいから仕方なく、頑張って

すぐ仕事に戻った経験もあるかもしれませんね。



保育園や幼稚園に通ってくる子どもの中に、

前の日まで症状があったのに、

翌朝は落ち着いたから大丈夫だといって

登園させてくることがあります。



本人は当然、遊ぶことも、食べる事にも

意欲がいつもより見られません。



食事も、通常のメニューが出され、

食欲もいまいちのことが多いのです。



そんな日は、活動を調整したり

睡眠を少しとったりしながら、一日を過ごします。



大人は、ただ、お友達と遊んでいるだけと

見えてしまいがちです。



けれども、子どもが集団の中で生活するということは

お母さんが仕事に行っているのと同じで、

気力も体力もたくさん使っています。



身体が本調子ではない時の集団生活は

機嫌も悪く、気分も落ち込みがち。



楽しめないし、

更に他の感染症にかかりやすくなるという心配もあります。



無理して登園したことで、

また数日後体調不良が、ぶり返し、

再びお母さんも仕事を休まなくてはいけないという

繰り返しになることもあります。

病気の症状がなくなってから、

もう一日しっかりと回復の時間をとることで、

免疫力もしっかり整ってから、復帰できます。



ウイルスによっては、排菌期間が続くので、

なるべく排菌量が減った時期に復帰することで

人になるべく移さないことにも、つながります。



お母さんにも、職場への気遣いもあり

休暇もとりにくいなど、

焦る気持ちはあるでしょうが、

もし、自分が病気をした後だったら、

どのくらい休みたいと感じるか想像してみてください。



子どもは、体調を詳しく語ることはできません。




ですからその分、大人がよく観察して、

その苦痛を感じてあげられることが大事です。

早めに異常に気がつけると、悪化する前に対応できるので

回復も早くなります。



可能な限り、病気後はしっかり休めるように

環境を準備してあげてほしいと思います。





石鍋てるみオフィシャルサイトでは、LINE公式アカウントを開設しております。

子育てに関する情報や、イベント開催情報をあなたにいち早くお知らせします。

もしも、あなたが・・

  • 育児が辛く感じる。
  • 言うことをきいてくれなくて、育児に自信が持てない。
  • うちの子は、普通じゃないかもと心配になる。
  • うちの子は、ほかの子よりもダメなんじゃないかと焦ってしまう。
  • すぐに、暴力をふるってしまい悩んでいる。
  • 落ち着きがなく、じっとしていられない。
  • 子育てについて、他人の意見や評価が気になる。

こんな心配をされているのなら、一人で抱え込まないで、気楽に下の『友だち追加』をクリックしてください。

友だち追加

Facebook:@ishinabeterumi

-コミナスブログ, 子どもの病気

Copyright© 石鍋てるみ オフィシャルサイト , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.